ブルックリンブリッジのたもとのオールド・フルトン・ストリート
ニューヨークのココマスダです。
ちょっとブログの更新に間が開いてしまい、
前回の養子に関する投稿の続きが遅れていて申し訳ないです。
仕事が忙しくなった上に
世の中が自宅待機の間にやっておきたい事が山ほどありまして。
そうこうするうちに、
ニューヨークの緊急事態解除も終わりに近づいています。
自宅待機が二ヶ月を超えて、
それを結構楽しんでいた私でさえも疲れてきました。
トライベッカやソーホーのレストランは、
完全に閉店してしまっていた店が、テークアウトをし始めています。
小売店はまだ営業できないので、潰れてしまわないか心配です。
先週は、二ヶ月会わないでいた彼氏 (いるんですよ ) と会い、
娘もひとりで自宅待機をしていたお父さん (私の元夫) に会い、
カナダのモントリールに留学している娘の小学校からの幼なじみで、
今はボーイフレンド、のクインテンがうちに来る事をOKし、
ソーシャル・ディスタンシング第2期を開始しました。
これが結構な決心だったんです。
娘と二人の気楽な生活と、
朝から晩まで仕事と好きな事をやっている日常に慣れてしまい、
外に出るのは買い物とちょっとした散歩だけ。
最初に彼氏とマスクをしながら川岸でデートした時は、
早く家に帰りたいなぁ〜、なんて思ってしまい、
このままだと引きこもりが心地よくなりそうで
(って心地よくなってしまったんですよ)危ない!
とも思いましたね。
エキササイズも、サイクリングで怪我をしてから、
かなり疎かにしていて、これじゃ マフィントップ* になるかも!
と、先週から自己流エキササイズと軽いサイクリングを再開しました。
*Muffin Top (マフィントップ)とは:英語のスラングで「腹周りの贅肉がボトムスにのっかっている状態」を指します。ちょうどマフィンカップから生地がはみだしている状態と見た目がそっくりだからです。厳しい比喩!
で、今日、月曜日は正式な夏の始まりを知らせるメモリアル・デーの祭日。
*Memorial Day = 戦没将兵追悼記念日
お天気も良かったので、うちからマンハッタンの南端を周り、
ブルックリンブリッジを渡る軽いサイクリングをしてきました。
何しろ元極真空手女子なので、結構キツイ運動も出来てしまうんですけど、
この年になると後で故障をしてしまうので、気をつけなければならないんです。
悲しいですけどね〜。現実は認めないと〜。
ブルックリン・ブリッジのブルックリン側のたもとあたりは、
うちからはアップタウンに行くより近いので、
子育てをしていた頃は車で頻繁に行っていたんです。
最近は、橋の南側の公園やピア(埠頭)も綺麗になって、
ちゃんと見てみたいな、って思ってました。
橋の北側にはダンボ地区があり、
南側にはオールド・フルトン・ストリート沿いに軽食レストランが並んでいて、
開いているのかな、って気になってたんです。
ルークス・ロブスター、
シェイク・シャック、
7オールド・フルトン、
コロナ禍前はいつも大行列があったジュリアナズ・ピザ、
全部テークアウトのみですが開いてました!
潰れなくて良かった~!
2013年に開発が始まったイーストリバー沿いのブルックリンブリッジ・パークは
マンハッタンのダウンタウンの絶景が見れるので圧巻の公園です。
ダンボ地区から ピア6までなので、その広さは85エーカー(343,983平方メートル)、1.3マイル (約2キロ) もあります。
ニューヨーク観光に来たら是非訪れてほしい場所です。
マンハッタンのダウンタウンの絶景を見るといったら
昔はブルックリン・ハイツのプロムナードだったのですが、
こちらは新しくて綺麗。
ブルックリン・ハイツの住民は、
ツーリストが移動して喜んでいるかも、ですが、
小売店やレストランは打撃を受けているかもしれないな〜、
と思ってしまいます。
私たちが今日時間を過ごしたのは Harbor View Lawn 、
直訳すると「港が見える芝生」。
今はカタカナ訳が多いですから、「ハーバービュー公園」で良いですかね。
家族連れや若者の集まりで賑わっていましたが、
皆ソーシャル・ディスタンシングを守っていました。
今日は、涼しくて日差しも強すぎず、最高の気候でした。
写真を見るだけで気持ち良さそうだな〜って思いませんか。
皆、本当に幸せそうにワインをラッパ飲みしてました。
誰もマスクをしていませんが、それは他のグループとは間隔を空けて芝生でリラックスしている間だけ。
立って歩くとなると、皆マスクをしてました。
偉い!
道を歩いている人はほとんどマスクをしているようになりました。
3月にこうだったら感染拡散も防げたかもしれないのに!
それがうちのビルの若い住民は、ロビーにいたり、エレベーターに乗るときにマスクをしない人が多くて困ります。
エレベーターにはちゃんと張り紙があるんです。
Be considerate to your neighbors.
Please wear a mask or face covering when you are in the elevator.
(ご近所の方々に配慮してください。
エレベーターに乗る際はマスクやフェイスカバーを着用してください。)
それでも無視するアメリカ人!
おばさん気質が出て注意したくなりますが、マスクをしない客を注意して撃たれて死んだ店員とかいますからね、何も言いません。
マジかよ!ですよね。
大統領が、「俺は絶対にマスクはしない。」と言っている国ですからね。
ドリンクのテークアウトをしているバーの前は、
マスクもソーシャルディスタンシングもしない若者たちでいっぱいです。
自分たちは若いからいいんだけどさぁ〜。
今日は久しぶりに楽しかったけど、
緊急事態が収束したらどうなるんでしょうね。
自分で自分の身を守るしかないと思ってます。