34週5日
今日は「中秋の名月」の日。
今入院している大学病院は
都内の中心部にあり
ここ産婦人科にも
いろんな問題を抱えている
妊婦さんがたくさん入院している。
満月の日は出産が多いと聞くが、
今日も帝王切開をする人が
多いらしい。
その中でも、
朝イチで帝王切開をやることになり
赤ちゃんが、出てきてから
少しでも楽になるように
帝王切開の直前にもかかわらず、
やれることはやろう、と
6:30 分娩室にて胸水穿刺。
この時点で170cc取れたらしい。
その後も手術前の準備などして
(剃毛とか)
8:20 オペ室へ。
そのまま脊椎麻酔開始。
腰のあたりに注射をして
だんだんと下半身の感覚が
無くなっていく……はず…!?
私の場合、
この脊椎麻酔、効かなかった?
その後の帝王切開、
ものすんごく痛かったです‼︎‼︎‼︎‼︎
痛い〜痛い〜と
訴えながら、
動かないはずの足も
余裕でバタバタさせてました笑
先生たちはお構いなし?に
淡々と作業を進めていって
そして…
9:08 女の子出産!
一瞬、赤ちゃんの泣き声なのか
弱々しい小さな声が
聞こえた気もしたけど
やっとお腹から出てきた我が子は
顔も姿も見せぬまま
すぐに人工呼吸器の
チューブを入れられ
すぐそばで待機していた
小児科チームによる処置のため
預けられて行きました。
その後の私は
相変わらず続く痛みと戦いながら
縫合するのを耐えたのでした。
この時、
痛みに耐えるのに精いっぱいで
深刻に考える余裕がなかったが
先生がオペ中に言っていたことが。
「シャントチューブが
二本あるはずなのに
一本しかなかった!
お母さんの子宮内に落ちてるか
探して見たが無かった!
もしかしたら、
赤ちゃんの肺の胸腔内に
脱落してるかもしれない。」