コルセット着用が決まってからやったこと
側弯症のためコルセット着用が決まってからやったことについて書きます。少し過去の出来事になりますが、とっても大事なことだと思うし、これからコルセットを着用しようとしている人の保護者の方にぜひ知っておいて欲しいと思うので時系列バラバラですがすみません・・・娘はちょうど6年生の秋からコルセット着用することになりました。コルセットを着用しての学校生活で娘が困らないように母としてやってあげられることを考えました。コルセット着用するのは娘自身ですが、母としてやってあげられることはやってあげたい。学校生活で困るかもしれないことについてネットで調べたりして担任の先生に伝えておいた方が良いと思うことは事前に伝えることにしました。1️⃣体育の時、コルセットを外さないといけないこれについては、保健室で外すのが人目を気にせず良さそうだったので担任の先生を通じて保健の先生に連絡してもらって実際に保健の先生に会ってお話をしてきました。県内ではマンモス校の小学校なので、すでに娘の他にも3人くらい側弯症でコルセットを着用している生徒さんがいるようでした。保健室の片隅に小さな個室があり、個室の中に棚がありそこにコルセットを置いておくようになっていました。他にもコルセット着用してる生徒さんがいたのでこの点はスムーズでした。事前に確認しておいてよかったです。2️⃣コルセット着用することで難しくなりそうな動作について・体操座りがやりづらい。当時、コロナ禍だったため体育館で集会などもなかったため、体操座りをする機会はほぼなさそうでしたが、念の為担任に連絡。実際、かなり辛いようですが、できないことはないと娘は言ってました。・重いものを運ぶのがやりづらい。給食の当番の時など重たいおかずを運ぶ時バランスを崩してしまう可能性があるのでできるだけ軽いもの担当にしてもらう。・掃除の時、雑巾掛けができない。体勢的に辛いので違う担当にしてもらえるように配慮してもらう。3️⃣クラスメイトにコルセットのことをどう伝えるか?これはすごくデリケートな問題なので、娘と話し合って娘の気持ちを確認しました。娘としてはできれば知られたくはないけど、バレた時にうまく説明できる自信がない。悩んだ末に、娘がクラスにいない時に(通院のため遅刻することがあったので)担任の先生からクラスメイトに説明をしてもらうことにしました。この時お願いしたのは、『不自由なことはあるかもしれないけれど、普通に接してほしい』ということ。病気のことで特別扱いされることが嫌だったようです。幸い、理解あるクラスだったようで娘のことは自然に受け入れてもらえ、娘も隠している気持ちを持たずに残りの学校生活を送れたことは、担任の先生やクラスメイトにとても感謝しています。コルセット生活は決して楽なものではないと思うけど、少しでも余計な不安を持つことなく今まで通りの生活を送れるように事前にシミュレーションして根回ししておくことってとっても大切だなと思いました。また、それは親としてやってあげられる数少ないサポートのひとつでもあると思います。