子育てをしていると
自分の子供時代を思い返す。
共働きだった我が家は
前にもブログに書いたように
おばちゃん家にお母さんが迎えに来て、
そして家までの道中にある
おばあちゃん家に寄り、
ご飯を食べて、
家まで歩いて帰る平日だった。
家に帰る時間は遅くて、
良くお父さんが怒っていた。
だけど…そのおばあちゃん家から
家まで帰る時間が私は大好きだった❤️
正確に言うと、その時間のお母さんが
大好きだった
私は母と手を繋ぎたいから、
重たい買い物袋を
私が持って、お母さんと手を繋いだ。
片手は弟で片手は私。
影を見たり、石蹴りをしたり、
3人で大きな声で歌を歌ったり、
今日あった出来事を話したり、
毎日の月を見たり、
冬にはオリオン座を教えてもらったり、
お母さんが蝉を捕まえようとして、
オシッコをかけられた事もあった。
オリオン座を見て、
「お父さんより早く帰らないと〜」とバタバタと帰った。
私の母はどんなに忙しくても、
決してイライラしてなかった。
思い出すだけで、
ホッとする素敵な時間だった
大人になった私は
母と同じようにワーキングママとして、
バタバタしているが
移動は常に自転車で、
手を繋ぐ事は少なくて、
赤信号になると後ろの姫に
そっと手を繋ぐ。
自転車の後部座席の姫は、
私の顔が見えないと悲しんでいたから
大きな声で姫と話すようにしている
それでもやっぱり本当は
私の左手に姫、右手は殿
という理想には敵わない
あーーー、毎日の帰り道は無理だけど、
週末ちょっと手繋いで歩こー
晴れたらいいなー