フェイクレザーにご注意 | ハンドメイドとウサギの日々

ハンドメイドとウサギの日々

.
.
うさぎのRuiのことや、いろいろなクラフト
・・・時々、クッキングなど
日々あるがままに、いろんなことを書いています

最近、増えたのが「随分高いのね、私は1000円で財布を買ったのよ」と仰るおばさま方。
見せていただくと、それがもう、見事な「フェイクレザー」なのです。
ご本人は「レザー」だと信じておられるから、「本革なのよ」と言い切られてしまっているのです。

また、「フェイクレザー」を「フェイクレザーです。本物のレザーです。」と言って売ってる露天商も見たことがあります。
革が好きな方は、こんな言葉に騙されたりしないでしょうが、「革=高い」と言うことで今まで手のされたことがない方が「中国製なので安いんです」という言葉に騙されるようです。

「フェイクレザー」「合成皮革」「ネオレザー」「PUレザー(ソフトレザー)」などはポリウレタンなので寿命は3年です。
3年も経つと、ぽろぽろと割れてきます。
「ポンデットレザー(リサイクルレザー、ボンデッドレザー、レザーボード、再生皮革など)」と呼ばれる物は再生皮革なのです。細かな革を砕いて固めた物になります。
「PVCレザー(ソフトビニール)」です。

いずれもレザーと名はついていますが、革ではありません。
まあ、「ポンデットレザー」は再生なので素材は革ですが、砕いて固めた分強度は弱いかと思います。

革を買うのなら、高くても良い物を買って欲しいです。
3年後、急な劣化で嫌な思いをしたくないのなら
「天然皮革」「本革」を選びましょう。
特に私は「ヌメ革・タンロー」が好きなのですが、「イタリアンレザー」「姫路や栃木など」表示があれば、とても信頼出来ると思います。

最近は触ってもわかりにくいフェイクレザーですが、フェイクは「革」ではないと言うことだけは頭に入れておきたいところです。
(ちなみに、火であぶるとフェイクは溶けます。本革は溶けません)
↑でも、これをやるとそのお品は使えなくなりますけどね。