どけても、どけても舞い戻って来ると言う素晴らしいガッツを見せる我が家のモモ様。
ぬくいけれども、かなり邪魔・・・・。
もう日が暮れてしまったやんけ。夜やんけ。
さてさて。
昨日は前回、大泣きして帰った二股かけられ女（我ながらひどい呼び名）Kさんの2回目のセッション。
前回会った時とは打って変わり、顔色もよくなり、笑顔でこの２週間のうちに起こった変化を報告してくれました。
とはいえ。
前回、私にかなりムッとされたことで、Kさんは私に対してかなりの恐怖心を抱いていました。そして、
「怖いし、もう別に会いにいく必要もないのでは？」
と思ったのだそうです。けれども
「そうだ・・・もう別にこれで付き合いを終わりにしても良い相手なんだ。それなのに、どうしてこんなにも嫌われることを恐れるのだろう？？
どうでもいい相手にすら、嫌われたくないと思ってしまうのはなぜなのだろう？？」
そう突き詰めて考えてくうちに、自分でも不思議な程にスゥーッと恐怖が抜け、
「すぐにでも会いに行きたい！」
と思ったのだそうです。
それからすぐに２度目の予約を入れ、セッションまでの日々を自分を観察することに費やしました。
そうしているうちに見えて来たのが、いかに自分の今までの他人とのやり取りが不安の押しつけであったかということ（『愛してる』の勘違い）
友達とのやりとりを見返してみても、つき合っていた男性に送っていたメールを読み返してみても、今見ると
ものすごく気持ち悪い
と感じるようになったのだそうです。
それに気づいたAさんがしたこと。
それは、例えば誰かからカチンと来るようなメールが来たとき。
それまでのAさんであれば、
「私がなにか氣に触るようなことを言ったから、こんなメールが来たのかもしれない」
と考えて、慌てて弁解のメールをしていたそうなのですが、書いたメールを読み返して
「うわ！！これ、嫌われないようにダラダラと言い訳してる気持ち悪いメールじゃん。こんなの送るの止めよう。別に嫌われて困るような相手じゃないし」
そんな風に思えるようになったのだそうです。
そうして嫌われることを恐れるのを止め、好かれようと頑張ることも止めたら、
生きるのがとても楽になりました。
と、満面の笑みで話してくれました。
怒っている人がいるのも怖くなくなったって♡
両親からの過干渉、つき合う相手に尽くしすぎること。
この2つの問題が、自分の根本的な問題と向き合うことでリンクしていたことにもようやく気づいたそうで、こんなメッセージをいただきましたYO。
前回から今日まで、頭も心も大車輪で動いて
ほんの２週間だけど、
すんごく長い２週間でした。
自分を見つめ直して、感じたり考えたり気づいたり
それに落ち込んだり。
でも少しずつ自分のことを分かり始めて
今日、色々話してみると
一人で気づいてなるほどと思ってたことも
口に出して言葉にすることで、さらに多くの気づきがありました。
親が求める以上にやりすぎて、求めてないことまでやろうとすることを
まさに自分がやっていたという。
驚愕。
彼の気持ちがやっと分かりました。笑
自分の重さを、身を持って感じて
すんごい納得。
少しでじゅうぶん。
何もしてくれなくてもじゅうぶんなんですね。
もちょっと早く気づきたかったー。
でも、やっと気づけてほんとよかったです。やっとです。
受け入れることも怖かった。
やってもらうことに甘えてる。
ちゃんと自分でなんでもできなきゃ。
与えられることに応えなきゃ。
って思ってました。
それをするのが嫌だったんですね。
だから、拒否して受け入れなかった。
そういえばうちの親も私がなんかしようとすると、いい！いらない。って、まず拒否。
なんだよー！って思ってました。
でも受け入れてみたら、こんなに楽だった。
なんでこんなことができなかったんだろう。
今思えば、べつに親は見返りを求めてるわけでもなんでもなく
ただ、やってくれてただけで
私が勝手にそれを重く感じてたのかも。
そしたら、親も不思議と受け入れてくれるようになりました。
拍子抜けするくらい。
素直にありがとうって言えばいいのにってイラってしたりしてたけど
私が素直にありがとうって言ってなかった。
ほんと鏡ですよね。
ありがとうって言った時の嬉しそうな顔。
いい顔してたなー。笑
帰り道、これからどんどん解放されて身軽になっていくのが嬉しくて、わくわくしまくってました。
いやーほんとうれしい。
ありがとうございました！
次回、どんなお話ができるか楽しみです！
あんなに私に会うことを怯えていたAさんが、今や会うのが楽しみだとまで言って下さる・・・。
いやー、なんかホント嬉しかったな～。
これまで、
鬱病が治りました
パニック障害が治りました
彼氏が出来ました
赤ちゃんが出来ました
持病が治りました
やりたいことが見つかりました
夫婦仲が改善されました
etc・・・・
たくさんのご報告をいただいたけれど、何度聞いても嬉しいのは
生きるのが楽になりました
これです。
今日、なんでこれが一番嬉しいのだろう？？とずっと考えていました。
それで出て来た答えは、やはり私自身がずっと生きづらさを抱えていたからなのだろうなと思うのです。
繊細過ぎて、人の気持ちに敏感過ぎて、生きるのがしんどかった。
でも、繊細過ぎて、人の気持ちが分かりすぎるから、いまこうやってたくさんの人の気持ちを理解してそれを役立てることが出来るのですよね。
人の心の奥底にひっそりと埋葬されてしまった思いをそっと救い上げてあげること。
それを適切な言葉に変換して伝える能力。
生きづらさの中に、楽に生きるためのヒントが隠れていたとはね。
私がカウンセリングを続けているのは、クライアントさんのためではありません。
私の周りの人たちが自分に正直になって自分を偽るのを止めてくれたら、私自身がその人達とおつき合いするのが楽になるからです。
人となんの隔てもない楽な関係を続けたいから、
そういう人を増やそうとしています。
これからも、そんな自分勝手な理由でカウンセリングを続けて行きます。
私の住む世界が、「不安の押し付け合いの世界」ではなく「愛が循環する世界」になるように。
来年は１月４日からお仕事スタートです。
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