憎い相手を許すということ

昨日から『一ヵ月スクワット＆プランクチャレンジ』というものに参加しているリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

いや、マズいの。
なにがマズいって、このままいくと手持ちのパンツやスカートが入らなくなりそうでヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
寄る年並には勝てないんですかねー。
最近、４０と言う数字に負けてる感満載です（笑）
いやーでも負けませんよ？

この方のお肉もなかなか♡

さてさて。
『一ヵ月徹底解放モニター』に参加している皆さんの経過ですが、気づきや解放のペースはひとそれぞれ。
じっくりじっくりと考えて１週間に１つずつ解放していく方もいれば、毎日身悶えしながら解放しては押し寄せて来る不安に次々と立ち向かっている方もいます。
（解放って何？というかたはこちらをご覧下さい）

中でも『初めて母からの愛情を激しく体感しました』といっていたMちゃんは、モニターが始まってからの約２週間、毎日ほんとうにめまぐるしい変化の波の中にいて、その波に飲み込まれそうになりながらも、

「鼻くそプーとは思えませんでした・・・」

というメッセージをいただいたりして、

「あの可愛いMちゃんに“鼻くそプー”と言わせてしまった・・・」

などと思いつつ、苦しみながらも自分と向き合う皆さんの姿に愛おしさすら感じています。

先日から、「自分と向き合う作業はとても辛い」と書いていますが、その辛さとはどんなものかと書こうかと思っていたら、ちょうどいい記事を見つけました。

嫁さんが『心屋教』に入信してみた結果
（とくに「その２」のパートですね）

自分と向き合い始めると、ほとんどがこの中に登場するとっと君のように、今の自分の状況を作っているのは、実は自分の願望が原因であるという事実に気がついてのたうち回るのです。

大体が

自分はあんなヤツに認めて欲しくて頑張ってたのかーーーー！！

というところなのですね。
私の場合、「可哀想だと思われたくない」が原因でしたが・・・。
あれ？でも私も

「私は可哀想じゃない！！」

ということを認めて欲しかったのかな？
あ、そういうことだ（←いまさらか！）

いずれにしろね、誰もが誰かに認めてもらうために頑張ったり、非行に走ったり（？）、愛のない男女関係に走ったりしていたことに気がついて

もがき苦しみます

だから

「気づかないで、何にも考えずに生きていた方が楽だったー」

なんていう人も現れるんですよね。
だって、気づいてしまったらなんとかしたいと思うもの。

そのなんとかするの「なんとか」というのが「許す」ということ。

これが出来なくて、ここはとりあえず保留にしちゃう人もいっぱいいます（笑）
いや、そもそも

「あの人に認められたいと思っていた自分」を認めることが出来なくて、「あの人のことが好きだから言いなりになっていた」ということにして、「嫌いだ」という気持ちを認められない人もいます。

そうして「認めること」も「嫌いになること」も出来なくて宙ぶらりんになってしまうの。それはそれで辛いのよね。

でもね。もし、嫌いな人、許せない人がいるのなら、
どんなに憎い相手でも、どうにかして許してみて下さい。
どうしたら許せるのか、なぜ許せないのか、とことん考えてみてください。

そして、どうにかして許せる手段はないのか手を尽くして探してみて下さい。

許さないで、心にしこりを残したまま生きて行くよりも、苦しい思いをしても完全に許してしまった方が絶対に生きて行くのが楽になるから。

自分を苦しめた人を、
自分を悲しませた人を、
許すことはとても辛い作業です。

許してしまったら、あの人はまた同じことを繰り返すのではないか、
許してしまったら、自分が頑張って来た歳月を否定することになるのではないか、
許してしまったら、あの人が犯した過ちを容認することになるのではないか、
許してしまったら・・・・

許そうとすると、たくさんの不安と恐怖が押し寄せてきます。
どうしても許したくないという反発もたくさん生まれます。

でも、なんとかして許そうと、その反発を手放し、次々と襲って来る不安を手放し、もう手放すものがないというぐらい許せない気持ちを手放しきると、それはもう許す、許さないの問題ではなくなり、ただ感謝と愛情だけが自分の内側から溢れ出してきます。

その感覚を一度知ってしまったら、
もう誰かを心から愛すること、信頼することが、
全然怖くなくなりますよ。

だって、許すことの喜びを知ってしまったから( ´艸｀)ウフフ♡

許すことの喜びを知ることは、人生を生きて行く上での最大のギフトです。
そのギフトを受け取るためなら、憎い相手が自分の人生に登場するのも悪いことではないと今のわたしは心から思うのです。