本当の陽気さとごまかしの陽気さ | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

今日は雨の予報だったのに予報に反して午前中はすっきりと晴れたので、久しぶりに庭の手入れをしました。

庭がす綺麗になったら気持ちよくなって、家の中の模様替えまでした雫石です。

「綺麗にする」のが精一杯で、「センスよく」までは全然行き着けないんですけどね汗
半径3キロ以上の移動をしないオタク女子としては、家の中が一番心地良い場所であることは必須なのです(笑)

それにしても。
冬の間に

「庭の手入れをする暇なんてないし、今年こそ庭の草木を処分して手入れしやすいようにしよう!」

と心に決めたのに、春になって水仙やハナニラ、チューリップが咲き乱れる庭をみて、その匂いをかいでしまったら、やっぱり私には草花を処分するなんて出来ない354354

ああ、私を惑わす春の庭の美しさよ・・・。

本、植物、音楽に映画・・・私の心を潤してくれるもの達はやっぱり手放せませんね。

さてさて、心潤すといえば。
昨日、不幸の総合デパート2号さんのお話を書いていて、なんとももどかしいものを感じていた私。

彼女の強さというか、すごさを表す表現が私の中から出てこないのです。

なんだろう?どう書いたらいいんだろう?
と思っていたら、ふと手に取ったよしもとばななさんの『スナックちどり』と言う本の一節に目が止まりました。



つらいものやきついものを、ただただ受け止めた上で陽気を心がけると言うことと、見ないようにして散らして浮かれると言うのは、似ているが大きく違うと思う

<よしもとばなな『スナックちどり』より抜粋>

これは離婚をした主人公が、陽気で誰からも愛される人物だった元夫を描写するのに使われていた言葉です。

彼の9割りを好きだったけれども、この人に対する優しさが愛から生まれたものではなく、自分が欲する愛を手に入れるための「嘘の優しさ」であったことがどうしても許せなかったということを語るシーン。

そうそう、彼女の素晴らしいところはここなのです。

辛い出来事を見ないふりして陽気でいるのではなく、
辛い出来事もすべて受け止めた上で、明るく前向きに振る舞う。

いろんなことに逃げてごまかしていないのです。

些細なことで、逃げてごまかして、言い訳して、ふてくされて、そんな人がいっぱいいます。

彼女はそれをしない。

その違いはなんだろう?と考えてみました。

ああ、やはり違いは「強さ」ですね。

自分の人生を受け入れて、自分の人生の責任を自分で取ろうとする「覚悟」の強さが違うのです。

誰かのせいにしない、自分のせいにもしない、とにかく事実を受け入れる。
そういう深い深い強さが彼女にはある。

現実から逃げようとしていたら、きっと彼女はもっとずるくて、もっと怒りっぽくて、もっとペラッペラだったことでしょう。

そして、もっと現実に流されていたに違いないのです。

でも、根を張るほどの強さがあったからこそ、現実に流されることなくしっかりと物事を静観し、嵐のような日々に耐えることも出来たのです。

自分の中にしっかりとぶれない根を張りましょう。
そうして凛と生きて行きましょう。



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