なかったことに出来ているようで、出来ていないのですよ、本当は。 | 裏庭のないしょ話

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心の中のこと

リーディングをしていると、まれに全然何も見えない方がいます。
本人がそうしている訳ではなく、あまりの辛さに本人が記憶に蓋をして

なかったことにしている

もしくは


頭の中ではもう済んだこととして処理されている

場合に、このようなことが起こります。

そういう方をリーディングすると、大抵、心臓のあたりにスイス銀行の一番頑丈な金庫の扉のような(見たことはありませんがw)ものがあり、その扉がピッタリと閉まっていて、さらに頑丈な錠までかけられているようなイメージが見えます。
これは一番凄かった方の例ですが


その扉の鍵を持っているのはご本人だけなので、自分がその記憶に触れようとしない限り、私がそれを開けることは絶対に出来ないのですね。

でも、そのご本人が抱えている問題というのは、大抵その扉の向こうにあります。
今抱えている問題が、その隠している記憶とは全く違うものに見えたとしても、問題の根っこがその中に眠っていることがほとんどなのです。

なにかを変えたくて変えたくて、でもどうしたら変わるのかが分からなくて・・・。

そういう場合、やっぱりそのしんどい部分に触れるしかないのかな、とクライアントさんの様子を見ていると思ってしまいます。

そこに触れるかどうかはご本人にお任せしていますが、先日リーディングしたクライアントさんのメッセージが、ご本人の言っていることとあまりにも噛み合ないので、

「なにか他に心の中でまだモヤモヤしている問題がありませんか?」

と聞いたら、2つ程誰にも言えずに抱えていた秘密が出てきました。

本人がその問題に直接触れ、自分で自分を癒そうと努力した結果、一週間後にそのクライアントさんにありえない奇跡が起きました


皆さんも一度

「あんなこと、もう2度と思い出したくもない!」

というような記憶と向き合ってみるといいかもしれません。
今なら案外違った角度でその記憶と向き合えるかもしれませんよ