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僕が子犬の時から可愛がった

あっという間に体は大きくなり、

大きくなったこの犬を

家族は怖がった



体格は大きいけれど

気は小さいし、甘えん坊で

子犬の時から変わらない



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僕以外には

あまり関心がないのか

いつも昼寝をしていた



いつも聞き慣れた

車のエンジン音がすると

スッと目を覚ます



車から出ると

嬉しそうにしっぽを振っている




僕の帰りをずっと待っていたから

嬉しくて抱きついて甘えてくる

子犬の時から変わらない



僕の後ろをついて歩き、

僕の部屋に1番に入る




僕のそばで寝転がり、

甘えたり、じゃれたりする



僕以外の人間には

心を開いてないのだろう

素っ気ないフリをしている

だから周りの人間は

可愛くない犬、怖い犬と思っている





僕だけが

この子の素の姿を知っている




僕が全てを知り、

受け入れているから

安心して僕の側で寝ている



敵がきたら

僕が守ってくれると信じているから

いびきをかいて寝ている




そんな空間で僕も癒された




この子が天国へ行き、

僕は絶望を味わった



帰っても待ってるあの子はいない

甘えてくるあの子はいない



癒しの空間だったこの部屋が

別世界のように冷たい




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