前回の検診から三日後の27日。
娘と一緒に産婦人科へ向かいました。
心拍が復活していて欲しいという気持ちと、きっと今回は無理だろうという気持ちとで、フワフワ落ち着かない状態で診察の順番を待ちました。
娘は初めて来る産婦人科に興味津々で、キャッキャと楽しそうで、
いざ診察になり内診の間、看護師さんに抱かれて嬉しそうにしゃべる声が聞こえて、
娘のおかげで緊張が和らぎました。
そんな娘の楽しそうな声を聞きながら、エコーの画面を見ました。
ペコンと凹んだたまごの中に、前回と変わらないサイズの赤ちゃんが映り、
心拍が何とか動いている様子でした。
先生は「このまま流産になってしまう可能性が非常に高いです。」と仰いました。
そして、流産前提でお話を進めるのは申し訳ないのですが…と心苦しそうに、
心拍が確認できる間は手が出せないこと、二週間後にまた受診して手術するかどうか決めていくことをお話してくださいました。
「でも、二週間後、奇跡的に元気に育ってるってこともあるかもしれませんからね!」と最後に声をかけてもらいました。
先生からも看護師さんからも受付の方からも、私の心境を考えて声をかけてくださって、
『産婦人科』という病院は、すごく複雑な対応が必要とされる大変な職場だなぁと、
これまた明後日な方向に思考回路が回っていきました。
女性の体を治療する場所であり、
愛おしい命がうまれる場所。
その愛おしい命が生まれる前に消えてしまう場所でもあり、
悲しいことだけど都合で消されてしまう命がある場所。
幸せな人、安堵する人、悲しむ人、悩む人、苦しむ人。
いろんな感情の人が集まる場所。
娘を妊娠した時は、幸せな人しかいないと何故か思い込んでいたけれど、
本当はそんなことないんだろうな。
そう思うと、流産がほぼ確定だという悲しさよりも、気遣ってくれる病院のスタッフの方々の優しさが有難く感じました。
病院を出て、夫にもすぐLINE。
何だか流産って言葉を使いたくなくて、『赤ちゃん、焦ってきたから忘れ物したみたいで一旦天国に戻るみたい。』と送りました。
何綺麗に伝えようとしてんだーと客観的に見るとこっぱずかしい文章ですが、でも、何故かそう思ったんです。
急いでしまっただけだよ。
またすぐ戻ってくるよ。
そんな気がするんです。