「今日はお疲れだったね。大丈夫?」と声をかけられた途端、ボロボロと涙が止まらなくなりました。
空気を読む気遣い屋さんな子だったんだよ。
今生まれたら、お姉ちゃんからお母さん奪ってしまうって思ったんじゃない?
ちょっと急ぎ過ぎただけ、またすぐ帰ってくるよ。
そんな話を夫婦でしました。
「でも、良かった。ちゃんと悲しめてて、安心した。」と、夫がポツリと言い、また号泣。
「無理して元気に振る舞ってるようにLINEでは見えたから。でも、ちゃんと悲しいって感情出せてて良かったよ。」と言われました。
全部出しとけ〜と言われたので、遠慮なくその日の夜はいっぱい泣きました。
悲しい。
辛い。
苦しい。
切ない。
ごめんね。
ありがとう。
自分の中にある感情を全部出しました。
翌日、パンッパンに目を腫らして酷い顔になってたけど、少しスッキリ。
数日後、バイバイを覚えたばかりの娘が、出窓に向かってバイバイをしていました。
誰かが手を振ったり、「バイバーイ」と声をかけたりしないとまだバイバイはできないのに(これは今でもしません)、この日だけは一人で両手をふりふり。
あ、今天国に戻ろうとしてるのかな。
そんな気がしました。
「いってらっしゃい。気をつけてね。」
心の中で声をかけました。
私が子どもの頃、毎日母からかけてもらっていた言葉。
「気をつけてねって声をかけると、言霊になってその人がちゃんと無事に帰ってこれるんだよ。だから、毎日言うようにしてたの。」と大人になって教わりました。
母の真似をして、毎朝夫にも言って送り出している習慣。
お腹の赤ちゃんも無事に帰ってこれますようにと。
「いってらっしゃい。気をつけてね。」
何度も繰り返しました。
空が高くて雲ひとつない、気持ちがいいくらい晴れた日でした。