4月に「好酸球性肺炎」の記事で経緯を書くと書きながら・・・
4ヶ月が経ってしまいました。
その間に検索ワードに上がることが度々あり・・・。
なかなか書かずにごめんなさい。。。
興味の無い方はスルーしてくださいね。
ってことで・・・
私がこの病気になったのは
かれこれ12年程前のことです。
元々喘息があり、咳が出たり、呼吸が苦しいことには慣れていました。
ごく軽い喘息発作が出てるような状態が一日中続いている感覚でした。
病院に行こうか、まぁいいか、って感じ。
そんな時、健康診断がありました。
肺のレントゲンや問診等があり
喘息がよろしくない状態だったら問診で医師から何か言われるだろうと思っていました。
がその日は特に何も言われず・・・。
でも段々生活の中で自分が辛くなってきたので病院に行くことにしました。
何が辛いかと言うと少し歩いたり、走ったら、呼吸が苦しいこと。
ゆっくりしか行動できない!
このままでは時間がもったいないって感じ。
元々性格がせっかちですから。。。
そこで、喘息でお世話になっている呼吸器科を受診しました。
でも医師からは「呼吸音はそんなに悪くないですよ。」と言われ。。。
とりあえず よく使っているステロイドと気管支拡張剤の入っている吸入を処方されました。
使えばラクになるけど・・・・。
そんな時に健康診断の結果が郵送されてきました。
結果は「肺 要精密検査」。
今度の受診日に結果を持っていくことにしました。
そして体調にも異変がおこりはじめました。
午後になると38、5℃くらいの発熱があり
寝汗をかいて朝は平熱に戻る。
38℃を超える熱では仕事がしんどくて・・・
病院に行くことにしました。
すぐにレントゲンを撮ってもらうと・・・
肺が真っ白だと・・・。
「明日大学病院に行ってください。紹介状だします。」と
「肺の影が結核のような状態なのでご家族もご注意下さい。」
と言われ翌日夫に付き添われて大学病院を受診しました。
結核だと周りの方に移してしまうという理由から待合室ではなく
空いている診察室で1人順番待ちをしている時は不安と寂しさがありました。
もし、結核だったら・・・暫く入院です・・・と医師から言われた後ですから・・・。
受付して、診察の後に、採血、レントゲン、ツベルクリン検査、痰の検査をして
結核でないことが判明。
その後、もう一度 採血とCT。
結核でないことに喜んでいる私を見て
医師からこう告げられました。
「この病気は繰り返す確率が高く
一生治療を続けなければならない可能性もある厄介な病気です。
とりあえず、入院の手続きをしましょう。」
「恐らく好酸球性肺炎ですが
確定診断のために呼吸器鏡の検査をします」
肺にカメラを入れて様子を見て、細胞を採取して検査するというものです。
でも私は入院したくなくて・・・
人と同じ部屋で寝るのが落ち着かないし
家を空けるのは心配だし。
家事は全てこなしていましたから、入院するほどではないと。。。
っていいながら本当は入院の手続きが面倒くさかった。
これから手続きをして家に帰って荷造りするなんて考えただけでも嫌でした。
一刻も早く家に帰って横になりたかったんです。
朝一で大学病院に行って
長い待ち時間で、検査して、もうクタクタでしたから。
通院でという私の申し出に医師は
「大変だけど本人がそうしたいなら・・・。
気が変わったらいつでも言って下さい。ベットは空けておきます。
容態が悪くなったら
我慢しないで救急車を呼んで私を指名して来てください。
それ位の状態ですから。」
と言われました。
なんとも・・・わがままな患者でしたね。
今思えば素直に入院すれば良かったのかもしれません。
後日、呼吸器鏡の検査で「好酸球性肺炎」の診断が確定し治療がスタートしました。
この時の血液中の好酸球は40%程。
肺の細胞内では97%にもなっていたそうです。
通常は0から3%程と言われています。
喘息などアレルギーがある方は10%程ある方も多いそうです。
治療はステロイド(プレドニン)の錠剤を服用することです。
私の場合は30mgでした。
体重にも関係するようですが
通院で出せる最大の量だといわれました。
このステロイドって薬、ご存知の方も多いと思いますが
怖いくらい効果がありました。
飲み始めて一週間ほどで血液検査での好酸球は0.8%まで減少しました。
基準値内です。
体調もすっかりよくなりました。
ただ、良くなったから良かったねで終わらないのがステロイドで
薬は直ぐにやめられないらしく
少しづつ減量しながら様子を見ていきます。
そして、元気になってくると気になるのが副作用。。。
人相が変わるほど私の顔は浮腫みました。
会う人、会う人に「太ったぁ」と聞かれるようになり
事情を話すのも面倒なので「うん」と答えていました。。。。
今の私は薬が減れば元に戻ると分かっていますが
初めてステロイドを服用して浮腫んでいる方は不安だと思います。
薬を飲まなくなると本当に元に戻ります。
安心して治療をして下さい。
特に女性は 顔ですから気になると思います。
でも、気にしてストレスがたまる事は逆効果です。
今だけだと割り切りましょうね。
好酸球性肺炎の特徴は坂道などを歩いた時の呼吸困難と寝汗だそうです。
数ヶ月掛けて進行するとも言われています。
あれっ苦しいと思い始めたのが7月頃。
健康診断が10月末。
呼吸器科受診が11月中旬。
健康診断結果が12月上旬に届く。
大学病院を紹介され受診したのが12月21日。
診断確定が12月27日。
参考になる方がいらっしゃれば幸いです。
現在も治療中ですので続きはまた書きます。
今度は4ヶ月後にならないように・・・。