先日の記事で「暗い色」と「濃い色」の違いを取り上げました。
ならば、それぞれ反対の「明るい色」と「薄い色」も、改めて考えてみたいと思います。
日頃、あまり区別して使われていないかもしれません…。
色と結び付く状態や性質を表す言葉は、明暗と濃淡の度合いに関連します。
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明るい色とは、
そのまま、明るい色です。
明るいに色は、白が含まれます。
日常的には、かなり広範囲で使われる傾向がありますが、色彩学の体系システムでは、青や赤などの元の色みの濃度(鮮やかさ)も感じる明るめの色です。
反対の表現は「暗い色」。
*色見本は、「明るい」トーン代表色の数値参照
薄い色とは、
明るくて、
色みの濃度(鮮やかさ)は感じにくい色。
白の分量はかなり多め。
白の分量が多くなるほど、はっきりしない色みになります。
反対の表現は「濃い色」。
*色見本は、「薄い」トーン代表色の数値参照
「薄い色」と似た表現に「淡い色」があります。
こちらの書籍によると、
「薄い」と同じように使われることもあるが、
「薄い」よりもわずかにくすみを感じるときにも使う。叙情的に使われやすい表現
とありました。
そうなのかぁ!!
くすみを感じるかどうかでは、使い分けてはいませんでした。
"叙情的"というのは、なるほど!
「淡い」という言葉は、「薄い」よりも、
"じんわり"
"ほのか"
"かすか"
"おぼろげ"
など、情感あふれる色合いに誘われます。
「薄い色」にくすみを感じさせてみました。
色を伝えるって難しいけど、言葉による表現力を高められると、色彩感覚も高まる気がします!
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