東京の出光美術館で開催中の「色絵 Japan CUTE!」展へ行ってきました。
江戸時代のカラフルなやきものとして「色絵」が紹介されています。
色彩の美を愛でて楽しむ器。
パンフレットのピンクもCUTE
今回の展覧会で新鮮だったのが、やきものとファッションの関係。
当時の流行の小袖のデザイン。
それが、古九谷のデザインに取り入れられていたことを知りました。
しかも、染色の絞り文様まで細かく似せてありました。
「新撰御ひいなかた(*)」の衣の柄が、お皿となり食とも近しくつながっていたんですね。
(*)当時のファッションブック
ファッション性を意識して器を鑑賞するのは、初めてでした。
柿右衛門や古伊万里のデザインは、ドイツのマイセンなど世界の窯に大きな影響を与えました。
日本のデザインを真似たものが、並んで展示されているのですが…。
一見似ているけど、ややおかしなデザインに変わっていたり。
和の独特の色合いが、パステルカラーになっていたり。
なんだか、クスっと和む作品もありました。
Japan CUTEな色絵の器に、季節感や色彩、デザインを楽しめました。
千代田区の出光美術館で3月25日まで。
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ
ファションの配色セオリー『3色までに抑えるとまとまりよく決まる』を基に、
・色のしくみ
・色の選び方やまとめ方のコツ
・バランスのよい配色の考え方
などをお伝えします。ぜひ、気軽に学びにお越しください。
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