東京都美術館で開催中の「ゴッホ展」へ行ってきました。

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)
~後期印象派の代表的な画家~

 

チェックNHK特集番組『ゴッホは日本の夢を見た』
チェック映画『ゴッホ~最期の手紙~』

も観ていたので、近頃ゴッホを堪能しています。

 

ゴッホの画家としての活動歴はわずか10年。
晩年は、南フランスのアルルで制作。
 
日本と関わりある作品も多く残しています。

 

浮世絵の鮮やかな色彩。

それを見て、アルルと日本の気候風土が似ていると思い込んだゴッホ。

 

浮世絵とアルルの陽光が重なって、あの強烈な色彩へ発展した…?

そう思うと、日本人としてうれしいですね。

 

ゴッホの代表的な色といえば、黄色。

空だって黄色で描きます。

 

 

「空は青」という固定的な色を捨て、心情の表現として黄色を使ったと言われます。

 

今でこそ「色は心を映す鏡」と言われるけど、最初に色と心を結んだ人なのかも…?

 

だから、ゴッホの絵は、観る人が思うままに色を感じやすいのかな…。

 

この展覧会は、“色の友”である日比理子さんにお誘いいただきました。

ありがとう。


ゴッホ展に黄色のコート。

 

空の澄んだ青×纏った黄。
ゴッホ配色、素敵でした。

 

行く場を考え、自分も楽しみ、会う人を喜ばせる。

さすがのカラーコーディネートです!

 

二人で、

ゴッホの力強い筆致による色の盛り上がりに

「いいねウインクいいねラブ

 

浮世絵の配色と細かな描写に、

「いいねウインクいいねラブ

 

興味の尽きない展覧会でした。

 

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

東京上野の東京都美術館では、
2018年1月8日(月・祝)迄。

 

その後、京都国立近代美術館で
2018年1月20日~3月4日迄開催予定。

 

チェック(ボックス白)色彩講師の検定ワンポイント
『クロームイエロー』

ゴッホの黄色には、クロームイエローという絵の具が使われています。
1809年に発見された顔料です。

 

色彩検定1級テキストに、

『もし、この黄がなければ、ゴッホはあの「ひまわり」を描かなかったかも…。』himawari☆☆

との記載があります。

 

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