映画『ゴッホ~最期の手紙~』を観ました。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ

~後期印象派の代表的な画家~

 

純粋であるが故に感受性が強く、
個性が強い故に孤立し、
追いつめられて苦悩し続けた37年の生涯。

 

貧困、報われない恋、弟の献身、耳切事件、精神障害、自殺(?)。

 

ゴッホの人生を物語にするには十分すぎますが、映画は彼の死の1年後からスタート。

悲劇的な死の謎を描くサスペンス調です。

 

こんな映像は、初めて。

 

見たことのあるゴッホの絵の風景や人物が、動いているんです…。

 

説明によると、
まず、ゴッホ作品の肖像画に似た俳優さんたちが演技。

 

その実写をもとに、各国で選ばれた125名の画家たちが、ゴッホのタッチを特訓して描いたそうです。

 

連続するように、同じような絵を何枚も。
1秒当たり12枚、全部で62,450枚。

 

絵が実写され、俳優が絵になり動いてる??

キャストに俳優の名前があるのにアニメ??

 

驚きの技法。

どれだけの時間と労力をかけた作品なのでしょうか?

 

回想シーンはモノクロ。
ドラマ性が増していたように思います。

帰ると、ゴッホの画集が見たくなりました。

 

この人物が、ゴッホにどう関わったのか。
この場所で、ゴッホがどう過ごしたのか。

 

さっきまで動いていたと思うと、新たな関心をもたらしてくれます。

 

描写は、絵なのか実写なのか…。
物語は、真実なのか嘘なのか…。

 

死に焦点を当てながらも、創作に生きたゴッホの姿が浮かび上がる映画でした。

 

ゴッホと共同生活をしたゴーギャンの映画も!
「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」

2018年1月27日公開予定

 

☑検定試験ワンポイント

『ゴッホ』
東商カラ検定3級テキスト

ゴッホの作品「夜のカフェテラス」が掲載されています。

色彩の独自の力(黄と青の対比)が強調された作品と説明されています。

 

映画の冒頭は、色彩表現を追及したこの動くカフェテラスでの会話シーンでした。夜空

 

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