東京の国立新美術館で開催中の

「安藤忠雄展-挑戦-」へ行ってきました。

安藤忠雄(あんどう ただお)
1941年生まれ。
光や余白を取り込んだ独特の空間づくりで国際的評価も高い建築家。

 

都内では、表参道ヒルズや東急渋谷駅の設計がありますが、こんなに多くを建築物を手掛けていたとは、驚きました。

 

建築は独学で、元プロボクサーという経歴もびっくりです目

 

建築の展示会を観に行くのは初めて。

環境色彩の資格取得で、視野も興味も広がったのかも…。

 

設計図面など全く読めない私ですが、作品のすごさや大胆さはわかりました。

(↑直島プロジェクト インスタレ-ション写真撮影可

 

見どころのひとつは、代表作「光の教会」を、なんと原寸大で野外展示場に再現!

 

「光の教会」とは、大阪にある茨木春日丘教会の別名。

 

礼拝堂には、十字架状のスリット窓。

他に像や絵画などは、室内に無し。

 

打放しコンクリートの壁が外光を遮り、十字架の光だけが差し込む教会。十字架

(↑光の教会 展示 中から 写真撮影可)

 

実物の教会は、午前に陽が射し込む東向き。

今回の展示は西向き。

 

なので、先に行ったカラ―仲間たちが、午後からがおススメだと教えてくれていました。

 

雲が多かったのですが、(実物とは異なり)スリットにガラスが入っていないので、直接光が射し込みます。

 

コンクリートの建物の中は、光の十字架だけ。

 

すべての色の光の波長がバランスよく集まると、色は無色になります。

 

作品を鑑賞していると、
光そのものに色はついていない。
だけど、色彩は光そのもの。

 

そんな空間の感覚に包まれる気がしました。

 

十字架の中に色彩が見える気がして、しばし眺めていたのでした。

(↑光の教会 展示 外から)

 

OKちょこっと情報

1音声ガイド:安藤忠雄さん本人が解説!
2図録:本人直筆のイラストとサイン付き!
3グッズのTシャツ:本人とUNIQLOのコラボ!

 

東京の国立新美術館で、12月18日(月)まで開催されます。


チェック色彩講師の検定ポイント
カラーコーディネーター検定1級の第3分野(環境色彩)で、「自然に溶け込む建築物」「陰影を取り込む空間」等のテーマの論文問題で参考になると思います。

 

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