紫陽花(あじさい)の花色は、一雨ごとに冴えてきれいですね。
他に、雨の日に映える色を考えてみました。
雨が濡らす葉の青緑。
新緑の若葉が、陽光を浴びて緑の濃さを増していくなら、梅雨時の青葉は、雨に濡れて緑の深さを増していくように見えます。
しっとりした湿潤感の落ち着きと、みずみずしく涼やかな青緑も映えると思います。
美しく見える色は、太陽の光の色や日照時間、気温や湿度の違いからも違ってきます。
快晴の日や南国では、鮮やかな色が映えますよね。
曇り空や雨の日は、太陽光が遮られて地上に届きにくくなります。
そのため、昼間でも暗くなるので、強さを抑えた陰影のある色が合うそうです。
この季節なら、明るいグレイッシュな色みがよさそうですね。
グレイッシュとは、グレーのサングラスをかけた時の見え方のような、穏やかで、落ち着いた色合いです。
季節や天気で、色を楽しむのもいいですね。
雨に映えると思う色は、他にありますか?
さて、曇りや雨が続く梅雨の季節になると、いつもこの歌を思い出します。
宇多田ヒカルさんの「COLORS」。
歌詞に多くの色が出てきます。
その中で、
『青い空が見えぬなら青い傘広げて…』
というフレーズがあります。
青い傘をさしたなら、少しは気分も晴れるかな…?
そう言えば、最近こんな傘をさしていたお子様を見かけました。
微笑ましい雨の日でした。
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ
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