先日のヨガクラスでのこと。
よく一緒になる年配の女性が着ていた鮮やかなピンクのウェア。
その方がピンクを着ているの珍しく感じたので、聞いてみました。
「素敵です
ピンク、珍しいですね?」
「大好きな色なんだけど、派手でしょ?
外で着る服は、地味な色を買うことが多いの…。
でも、ここ(スポーツクラブ)でなら着られるわ…。」
自分の色の好みではなく、「商品別嗜好色」ってありますよね。
その商品のイメージや性能、流行などに見合っているから選ぶ色。
例えば、
白が好き。
でも、汚れが目立つから洋服では選ばない…。
➡汚れが目立たない色を選ぶ。
黄色が好き。
でも、落ち着かないから寝室のカーテンでは選ばない…。
➡落ち着いた色を選ぶ。
車や家具、家電の色も、好きより重視して選ぶことありませんか?
洋服の購入色に関する調査でも、ジャケットやパンツは色の好みとは関係なく、べーシックな色を購入する人が多いそうです。
ところが、ポロシャツは嗜好色や色から受ける好みのイメージで選ぶことが多いようです。
カジュアルやスポーティな活動的イメージが、心理的に嗜好色を選びたくなるのかな…?
そう言えば、ポロシャツは単色の色展開が多いアイテムですね。
ポロシャツの色を見れば、その人の色の好みがわかるってことでしょうか…?
着ている人を見かけたら、その色が好きかを聞いてみようと思います。
✅色彩講師の検定ポイント
「商品別嗜好色」
本日の内容は、カラ-コ-ディネ-タ-検定2級テキスト「色彩の心理的効果」の「色の好み」の単元に掲載されています。