雨に冴える紫陽花(あじさい)を見て
ふと、思い返したことがあります。

 

それは、紫陽花とアルミニウムという

意外な関係性から気づいたこと。

 

題して、
「~紫陽花の花色から学ぶ~
なりたい自分に変わる方法」
あじさい
(なんのこっちゃ? ですね…)

まずは、紫陽花の色について…。

 

紫陽花は、花の色が変化すると
言われていますよね。

 

その複雑な要因のひとつが、色素に
よる発色です。

 

紫陽花の花(正しくはガク)の色は、
赤系の色のアントシアニンという
色素によるんだそうです。

 

根が水を吸い上げる時に、土壌の
アルミニウムが一緒に吸収され、
アントシアニンと結合すると、
花は青色に変化します。

 

アルミニウムが吸収されなければ、
本来のアントシアニンの色が濃く
出て、ピンクや赤色になります。

(さて、ここからです。)

これって、人生でも同じなのかも!

 

人には、それぞれ持って生まれた
ものがあります。

(紫陽花でいえば、アントシアニン。)

 

ある日、人が青くなりたいという
夢を持ったとします。

(紫陽花との絡みで、例えですから…)

 

くなりたいと思うと、青いものを
吸収しようとします。

 

でも、青いものとだけ交わっても、
自分の中には赤があるので、
純粋な青にはならないのです。


紫陽花は、地中にあるアルミニウム
を吸い上げると、化学反応が起きて
青に変わります。

 

つまり、一見すると自分には何の
関係もなさそうなこと。

 

だけど、その関係なさそうな人との
出会いや出来事から吸収したもの。

 

それが、自分に欠けている要素を
補う存在となり、もともと自分の
持つ要素と反応したその時。

 

そこで、初めて自分がなりたかった
青色になれるのではないかと…。

 

紫陽花の花色から学んだ

梅雨のひとときなのでした…。