色の知識を深める、あるいは色の
センスを磨くにはためには、何が
必要か…?


それは、「色を見る目」であり
「色を読む力」ではないかと思うの
ですが、どうしたらその「目と力」
を養うことができるのか…。


先日、その答えを改めて考える機会
がありました。


写真はファッションコーディネーター
日比理子さん
(勉強する姿も絵になります…。本

 ★理子さんと一緒に、春にファションや

  色に関する講座を企画中です。

この日は、色彩の資格もお持ちの
理子さんと色の話をいろいろと…。


ファッションのコーディネートで
惹かれる配色の理由を、理論的に
探るべく、雑誌と色彩学のテキスト
を並べて思案中…。


そんな理子さんを見ていて、
思いました…。


この「なんで?」「なぜ?」という
色に対する気持ち。


この疑問と学びが、色彩理論と
色彩感覚(センス)から「色を見て、
色を読む」ということなんだと…。

(朝ドラでも「なんでどす?」という疑問から

勉強し、行動し、それが時代を読む力に

なっていますよね!)


「見る目と読む力」は「眼力」と
いう言葉に置き換えられます。


「がんりき」と読めば、見抜く力。
「めじから」と読めば、視線の力。


きっと、理論を軸にどれだけ経験や
実践を繰り返すかによって、色への
「眼力」も養われるのではないかと
思うのです。


たくさんの色に囲まれて生活して
いる私たち。


例えば、雑誌などから気に入った
色使いを参考にする人は多いかと
思います。


その時に、
なぜこの色合わせが好きなのか…。

なんでこの配色が美しいのか…。


ここまで考えるようになった時に、

色の原理や配色理論が役立ちます。


私も、日頃から当たり前と思わずに
「なぜだろう?」と考える習慣を
持ち続けて「眼力」を養おうと
気づかせてもらったひとときでした。


今後、配色に関する講座なども企画して
いきたいと思っています。