こんにちは^^

 
艶心(ツヤゴコロ)カウンセラーの佳子(ヨシコ)です。




私たちには毎日、様々な出来事がおこります。

その出来事1つ1つは単なる出来事にすぎません。

しかし、人それぞれ、
その出来事に対する意味付けは違いますよね。

だから、単なる出来事はまるで別のことになり得るです。



昨日、ちょうどそんなことを感じる出来事がありました。



〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

買い物から帰ってきた私は、
駐車場からマンションに入ろうとしました。


駐車場の門は重く、
よっこらしょ!
という感じて開けなければなりません。


私がその門の前に到着する頃、
ちょうど60代ぐらいのおじさんが門を開け、
出てこようとしていました。

そのおじさんのすぐ後ろには、
乗用車が敷地内から出ようとスタンバイしていました。


でも、そのおじさんは、
自分1人が出る分しか門を開けず、
とっとと去って行ったのです。

車の存在が分からない距離ではありません。


私は、その瞬間、
「なんて意地悪なの⁉️ケチおやじ‼️」
と、呟いていました。



そのおじさんが去った後、
門を開けようと
車から男性が降りてこようとしたので、
私はすかさず
門をぐぐ〜っと押し、
「大丈夫ですよ〜開けま〜す!
そして、閉めま〜す(^o^)/」
と、お伝えしました。


その男性は
会釈と笑顔で去って行きました。


〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

この出来事は単に

「門からおじさんと車が出る時、
ちょうど私が入るところだった」

ってだけです。


そこに、
「意地悪でケチなおやじ」
と意味付けたのは私です。


車に気付いてない訳ない!
とか、門が重いから面倒がったな!
と思い込んでいるのも私です。


だから、
私でない人からみたら、
「先に門を開けて出て行ったおじさん」
だったかもしれません。



そんな何気ない日常の出来事をどう捉えるかで、その人の思考パターンが見えてきます。


〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

私はふと、
子供の頃、姉に叱られた場面を思い出しました。


エピソード自体は覚えていないのですが、
姉にとっては「意地悪‼️」と感じる行いをしてしまったのだと思います。


姉を気遣う行いができる歳でもなく、
しかも、3つ上の姉を陥れようという意地悪な行いができる頭の良さも持ち合わせないほど、幼い頃のことです。


3姉妹の末っ子ということもあり、
なんでもやってもらえるのが当たり前であった私は、気を回して先に行動するのは苦手でした。


姉からしたら、
とろい子です。
ボーッとしてれば手を焼いてもらえるズルイ子です。


私からすると、
意地悪ではなく、
よくわからずボーッとしてとろいだけ。


でもそこは、
兄弟、姉妹という間柄に遠慮はありません。


ボーッと何もせずやってもらう代償として、
徹底的に
それこそ陥れるくらいキツイ言葉で返ってきます。



でもまあ
そのおかげで
人様並みに気を回せるようになっているのではないかと思っています。

今では、
私がかつてとろい子だったなんて
信じてくれる人はいないのでは?
というほど、とろさは隠れていますし ^^;


実はまだ
本質はトロイのですけどね(笑)


とにかく、
このような幼い頃の体験が
自分の思考パターンを作っていきます。



私の場合は、
先に書いた 「意地悪‼️」という捉え方をしてしまう時があるということ。


でも、「気が利かない」とか「気付かない」は、
決して意地悪とは違いますよね。


私の方こそ、
意地悪な捉え方です。



〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

チクッと心が動いた時、

この捉え方は私独自のものかも?
と、少し考えてみて下さい。

なぜそう捉えるのか?


するとあらあら不思議
モヤモヤ感情にいつまでも引きずられずにいられますよ^^


私においては、
幼い頃の姉の気持ちも、
幼い私自身のことも、
何だかとても愛おしく感じました。

そして、
遠慮ない言葉のおかげで
私は人を気遣うことができる力がついたこと、

姉に分かってもらえなかった悔しさを
頑張りに変えたことで、
とろさも解消されたこと。

よくやったね!と褒めてあげたくなっちゃいます🖤


しかも、
あの「意地悪」と思っていたおじさんは、
私の過去からくるパターンを教えてくれた
メッセンジャーと化しました \(^-^)/

おじさんありがとう〜❤︎



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《本日の闇を光に変える心の処方箋》

心がチクッとしたら、
是非、思い出して見てください。
幼い頃に、同じ思いをした経験を。
そのおかげで、得ているギフトがあるはずです。
また、その時の心の傷を大人のあなたが十分に認めてあげて下さい。
それだけでも大分 傷は癒えてくるのです。