古い校舎の1階にある
畳のある図書室【玉岡文庫】で
初めて借りた本。
母が『トットちゃんが面白い』と言っていて
母に読ませたくて借りたような気がします。
大人になって、
何か不自由な型に収まってしまった時に
トットちゃんの奔放さに
惹かれるのではないでしょうか。
人真似じゃない、型にはハマらない、
のびのびとした生き方が
世の中の人を魅了するのだと思います
【あらすじ】
小さな頃からおてんばなトットちゃんが、小学校を退学になりながらも新しいトモエ学園で良い先生と楽しいクラスメイトに恵まれながらのびのびとと成長する物語。
この本を読んで感じた事は
トットちゃんこと黒柳徹子さんは
戦前生まれなのに、
新鮮でとらわれがなく
なんて自由なんだろうということです。
もしかしたら
今の親御さんよりも若々しい感性を
持っていらっしゃるかもしれません
トットちゃんの行動も面白いのですが
トットちゃんの周りの大人たちも
とても魅力的です。
褒めてくれてるようだけど、
本当はがつくという(笑)
物語の最後には
太平洋戦争が激しくなってきます。
そんな雲行きのあやしい終わり方が
明るいトットちゃんとは対照的に
印象に深く残ります。
別の本で青森へ疎開したときの
エピソードもあるんだけれど
洗練されたドレスのイメージの徹子さんが
女学生時代に青森弁を喋ったり
映画『スタンドバイミー』の橋のような
驚きの体験もあったりで
とっても面白いです。
徹子さんのお母さんである
黒柳朝さんの本も大好き。
私の人生のバイブルです
世の中を色メガネで見ない
朝さんの濁りのない愛情と教養
思いやりの深さが
子どもをどんな風に見つめ
どんな心構えで育てていったらいいか
現代に生きる私たちに教えてくれていると
思います。
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