大地震と現在。 | 癌と闘う。

癌と闘う。

4歳の娘をもつ私。
突然末期癌と宣告された夫。
癌と闘う記録日記です。

これは夫の闘病記録日記だから続けないと。




大地震が起きて、私も、夫も、スタッフも精神的に凄いダメージを受けました。


当日は全員家にいて、急に停電になって「あれ?」と思ったら激しい揺れが襲ってきました。


我が家はタワーマンションの30階付近なので、揺れが大きく長かったです。


ガタガタ!っというより、フワ~ッフワ~ッて感じでした。


メキメキと音を立てて「このまま折れちゃうのかな?」と思いました。




こういう時は結構冷静で、揺れている間もワンコを片手に貴重品や衣類、オムツなどを夫と娘のいるベッドルーム運び、バッタンバッタンいう各部屋のドアを全部開けてロックし、玄関のカギを開けました。


かなり大きい地震だったので、治まってもまたすぐ来るだろうと思い、少し治まった間にトイレに行ったり、娘にオムツを履かせたり、停電になってしまったので、ポータブルテレビを付けて日本の状況を確認など、必要以上に動いていました。


2回目の地震が来た時は揺れを治まるのをジッと待ちました。


家の中の被害は少なく、ほとんど物は落ちませんでした。




ただ、やっぱり精神的ストレスは大きなものでした。


テレビをつけたら恐ろしい現状が目に飛び込み、


恐さとスタッフや家族の安否、これからの営業、そして夫の治療・・もういろいろ考えました。


うちの様な中小企業はこれから潰れるところが多いでしょう。


会社を経営している私も「ああ、これからどうしよう。。」と胸が苦しくなりました。




こんなに被害が大きいのに自分ばっかりと思う人もいるかもしれない。


でも従業員がいる以上会社を潰す訳にはいかない。




まだお店は営業停止していて、まずはスタッフの気持ちの安定、計画停電や放射能の心配など。


いつ営業再開できるかわかりません。


そして当たり前だけどキャンセルメールの嵐。

先の事を考えるだけでぞっとします。




あれ?なんでこんな内容になっているんだ?


サロンブログでは絶対書けないのでちょっと不安を吐き出しちゃいました。




夫は地震から会社でのいろいろなストレスで激痛が続き、胃を押さえ、ベッドの上でのた打ち回りました。


「救急車!」と私は叫んだけど、「救急車呼んだらもう家に帰れなくなるからいい!」と夫も叫びました。




少し痛みが治まっても夫は無気力になり、マッサージも受けてくれませんでした。


あまりの苦しさで「もう。いい。。もういいよ。」と全てを諦めてしまった夫。


私は泣きながら「マッサージさせて下さい。」とゆっくり体をさすりました。




1日が明けて今は少し落ち着きました。


ただ、吐き気が止まらず、食事がほとんど出来ない状態です。


でも顔色はいいです。


増血剤の副作用は胃もたれ、吐き気などがみられると先生も薬剤師さんにもかなりしつこく言われました。


飲み始めは何もなかったので飲み続けていますが、これが増血剤の副作用だったらいいな。




仙台で治療を続けていたBAK療法ですが、奇跡的に細胞は無事でした!


でも交通機関がマヒしているので、届けられるのが所沢だそうです。


行けるかな・・・。いや、行かなくては・・・!




明日から娘を実家に預かってもらえるのでまた治療に専念できます。


全ての時間を夫に注ぐ事が出来るので、この期間にまた希望を取り戻してほしいです。


娘も実家が大好きで、行くのを心待ちにしているので安心して預けられます。




それにしても私も痩せたな~。数か月で4キロ痩せました。


玄米ダイエット成功としておきましょ。




引き続き頑張ります。