☆熱中症☆

暑さに弱いわんちゃん達GW前ごろから、『熱中症』にならないよう、十分気をつけて頂いていると思います
今日も暑さが厳しかったですね私は、お昼過ぎから頭痛が治まりませんでした

わんちゃんは、気温22℃ 湿度60%以上になると、熱中症を発症する危険が高くなると言われています。
一般的に湿度が1℃上がると、体感温度は、プラス２℃となりますので、気温がそれほど高くなく、人間にとっては暖かくても、湿度が高い場合、わんちゃんにとって、厳しい暑さと言うことになります。

人間とわんちゃんの体温調節能力は違います

わんちゃんは汗をかいて体温調節をするという事も出来ませんし、平熱も38,5℃前後と人間よりも高めなので、簡単に体温が40℃を越えてしまいます
先程も書きましたが、人間がぽかぽか気持ち良い気候も、わんちゃんにとっては、『暑い』という事になります

しかし、冷えすぎも良くありませんので、温度だけでなく、湿度も調節してあげると、わんちゃんも快適に過ごせますよ

こまめな、水分補給も大切です
常に新鮮なお水が飲めるようにしてあげて下さいね

熱中症とは

 体内に溜まった熱を体外に逃がすことができず、全身の昨日が不全に陥った状態。

主な症状

元気がない
ぐったりしている
食欲不振

呼吸が荒い
ふらふら歩いている

大量のヨダレ
脈拍・心拍数の増加
口の中が鮮紅色

血圧低下
眼振(眼球が不規則に動く)
嘔吐
下痢・血便
けいれん
死亡

応急処置

体温を下げる
    犬を涼しい場所に移動し、可能であれば水を飲ませ、全身に水をかけます。そして扇風機やうちわなどで風を送り、気化熱によって体温を下げます。氷水は、冷たすぎて血管の収縮を引き起こすため、使用しない。

病院へ
   応急処置が済んだら、迅速に獣医さんの元へ連れて行きましょう。濡らしたバスタオル等にくるんであげて、可能であればうちわで仰いであげると良いですよ。
一般的に、熱中症の症状が現れてから30～60分以内に適切な処置を施せば予後は良好です。しかし、2～3時間経過し、体温が一端41℃まで上昇して血便など重篤な症状が現れてしまった場合、完全な回復は見込めませんので、飼い主様の機転と行動力が、わんちゃんの運命を左右することとなります。

お願い

トリミングでご来店される際は、歩いてでのご来店ではなく、お車でのご来店か、抱っこ、キャリー等でご来店される事をおすすめしています
暑いなか、大変かと思いますが、宜しくお願い致します。

長くなりました
この何年間は毎年猛暑と言われているような気がしますが、今年は特に暑いように思います。。。熱中症は、命に関わる症状ですので、飼い主様も十分気をつけて過ごして下さいね

動物病院に勤務しているとき、年に何頭か熱中症で来院される急患の患者様がおられました。悲しい思いをして頂きたくありませんので、お散歩中、わんちゃんが暑そうでしたら、お気軽にお店に寄って下さいね
お水を飲んで、涼んで下さいね