こんにちは。
ママの人生を紡ぐライフセラピストのいおです。
「中学受験」というテーマを切り口に、
人生の話をしています。
思えば娘は、
小さい頃からどこか大人びた子だった。
2歳くらいの頃から、
自分で着る服を選び、
保育園の持ち物も前日に自分で準備していた。
3歳くらいのとき
夜だけまだオムツをしていて、
(おもらしなんてほとんどしないのに、私がもしものときのためにはかせていただけ)
ある日突然、
「お母さん、そろそろ夜のオムツやめたいんだけどいいかな?」って言ってきたときは笑った!
小学校に入ってからも、
学校の準備を手伝った記憶はほとんどない。
自分がやりたいことには一直線で、
周りに流されず、
ひとりでも貫く強さがあった。
同年代の女の子たちの中でも
どこか一歩引いたところがあって、
みんながはしゃいでいる横で
自分の世界にいるようなこともよくあった。
中学年になる頃には、
「女子の集団ってめんどくさいよね」
なんて言いながら、
うまくやり過ごしている時もあれば、
悩んでいる時期もあった。
だんだんと、自分の気持ちを抑えて
周りに合わせることも覚えていって、
どこか無理をしているようにも見えた。
興味のないことに興味があるふりをしたり、
好きなことを「好き」と言えなかったりする姿を見るのは、
やっぱり切なかった。
そんな頃、
周りのお友達から塾の話を聞いたりして、
娘も興味を持ち始めた。
それまで中学受験なんて考えたことがなかったけれど、
「好きなことを思いっきり探究できる環境が私立にはあるのかもしれない」
「娘と似た感性を持つ子たちと出会えることは、この子にとって幸せなのかもしれない」
そんな風に思うようになった。
何より、娘は勉強が好き。
受験する・しないに関わらず、
習い事のひとつとして「塾」という選択肢を
与えてみてもいいのかもしれない。
そう思ったところから、
中学受験や塾について調べ始めた。
いろいろな人に相談したり、
中学受験関連の本を何冊も読んだりもした。
その中で感じたのは、
中学受験は、親の在り方次第で、
最高の経験にも、最悪の経験にもなり得るということ。
親子の絆が深まることもあれば、
壊れてしまうこともある。
中学受験をするかどうか、
本気で向き合ってみて改めて感じたことがある。
それは、子育てに「正解」はないということ。
何度も聞いてきた言葉だし、
頭ではわかっている。
でも、目の前のことに必死になっていると
私たちはすぐに忘れてしまうから。
結局、いつも立ち戻る問いは同じなのだ。
「私は、何を大切にしたいのか?」
「子育てにおいて、何を大切にしたいのか?」
「何のために中学受験をするのか?」
これを
自分の言葉でしっかり持っておくこと。
そして、親子で共有しておくこと。
それが本当に大切なのだと思った。
「周りがやっているから」
「なんとなく不安だからとりあえず塾へ」
そんな“なんとなく”で中学受験のレールに乗ると、
親自身が感情のジェットコースターに飲み込まれてしまう。
こどもの成績に一喜一憂したり、
周りと比べてしまったり、
塾の先生の言葉が絶対のように感じてしまったり。
親が頑張れば頑張るほど、
不安や焦りは大きくなっていく。
そして、
本来一番大切にしたいはずの
こどもの心が置いてけぼりになって、
外の情報ばかりに心を持っていかれてしまう。
そんなことが、
簡単に起こりうる世界なのだと思った。
だからこそ大切なのは、
・メリットとデメリットを知ること
・何のために受験するのかを明確にすること
・自分たちは何を大切にしたいのかを言葉にしておくこと
この「自分の言葉にしておく」ということが
本当に大事。
なぜなら、人は一度決めても、
必ずまた揺れるから。
揺れること自体は悪いことじゃない。
揺れたときに、
自分の真ん中に戻ってこられることが大切。
これは、これまでの人生で
私自身が何度も体感してきたことでもあり、
娘にも伝えたいことだった。
たくさんの選択肢の中から、
私たちは中学受験に挑戦することを決めた。
たくさんの塾の中から、私たちはこの塾を選んだ。
そうやって自分で自分の人生を選び、
切り拓いていく。
その感覚を娘と共有していった。
…なんて、
いろいろかっこつけて語ってしまったけれど、
結局いちばん大事なのは、
本人の「やってみたい」という気持ちだ。
「今まで続けてきた大好きな習い事を全部やめてでも、塾に行ってみたい」
そう言った娘の強い気持ち。
3年生までひとりでお留守番もできず、
スーパーで私の姿が見えなくなるだけで泣いていた子が、
家の目の前にも塾があるのに、
自分で選んだのは、
電車を乗り継いで通う塾だった。
やっぱり人って、「やりたい」があると、
勇気を出せるんですね。
気づけば、
ひとりで電車に乗って塾へ通えるようになり、
そこから娘はどんどん自立していった。
でも一方で、塾という世界には、
これまで私が大切にしてきた教育観とは
違う部分もある。
だからこそ、
娘にはずっと伝え続けていることがある。
どんな環境にこどもを置くか以上に、
結局いちばん大切なのは、
親の在り方なのだということ。
次回は、そんな話を書いてみようかな🫶🏻
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いお|ママの人生を紡ぐライフセラピスト
元銀行員、転勤族の妻、そして母として歩む中で、
どれも大切にしたいのに上手に抱えられない──
そんな揺れを長い間経験してきました。
その道のりで学び、気づいたこと。
それは──
誰の期待でもなく、“自分の人生を選び直していい” ということ。
揺れたり、迷ったり、立ち止まったり‥
それらは決して遠回りではなく、
自分らしい生き方へ還るための大切なプロセス。
そのときに支えになった“心の扱い方”を、
公式LINEで綴っています。
登録してお楽しみに🫶
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