ベビーマッサージ・ベビーダンス講師の池戸悦子です。
先日、協会のメンバーさんと声かけの大切さについて話してた時に、ふと思い出したお話がありました。
これは、私の知り合いで、以前、保育園にお勤めの方のお話です。
年少さんで入ってきた「Aくん」という、名前を読んでも振り向かないし、笑顔もないという子がいたそうです。
その方は、Aくんは耳が悪いんじゃないかと思って、ママにお話しし、病院で診てもらったそうなんですが、耳は異常ないとのこと。
よくよくママに話を聞いてみると、Aくんのママは、まだ言葉もわからないし、話しかけてもわからないだろうからって、全然Aくんに声掛けしてこなかったそうなんです。
それで、3歳になってもAくんは、自分の名前にすら反応できない、ということになってたそうです。
その方は、Aくんは耳が悪いんじゃないかと思って、ママにお話しし、病院で診てもらったそうなんですが、耳は異常ないとのこと。
よくよくママに話を聞いてみると、Aくんのママは、まだ言葉もわからないし、話しかけてもわからないだろうからって、全然Aくんに声掛けしてこなかったそうなんです。
それで、3歳になってもAくんは、自分の名前にすら反応できない、ということになってたそうです。
声かけしてないことで、3歳になっても、笑顔になることもできない子になるんだと、初めて聞いた時、私はかなり衝撃的でした。
でも、初めての育児の時って、赤ちゃんに何を話しかけたら良いのかわからない、ってことありませんか~?
私も、よくよく思い返してみると、一人目の時は、なんて話しかけたら良いのかわからず、なんか小さい声で、「朝だよ~」って言ってみたりしてたなぁ。^^
きっとこの方も、
「そのうち表情がでてきたら、笑いかけてみよう」
「そのうち何か言い始めたら、話しかけてみよう」
「そのうち何か言い始めたら、話しかけてみよう」
って思って待ってただけなのかもしれません。
そしてそのママは一人で頑張ってて、「わからなくても、どんどん話しかけていいんだよ」って言ってくれる人が、たまたま回りにいなかっただけなのかも。
もし、「なにを声かけてあげればいいか、わからない」というママは、目の前のことを言葉にしてみたり、ママの気持ちを伝えてあげることからやってみたらどうでしょう♪
「たくさんウンチ出て、きもちいねぇ」
「いっぱい、おっぱい飲めたねぇ」
「◯◯ちゃん、だいすき~」
赤ちゃんは、お腹にいる時からママの声を聞いているから、ママの声はとーっても安心するんじゃないかなって、私は思います。
そして、赤ちゃんにお話しながら、もう少し大きくなった時、お子さんと笑顔で話したり、時にはケンカしたり、そんな想像して楽しんでみるのもいいかも(*^▽^*)
きっと気がついたら、散歩中でも大きな声で声かけしてる自分に気づいちゃっいますよ^^;(私がそうです。)