気になるコンサート情報 -61ページ目

雪!

夕方から雪が舞い、十センチ位積もった。

先ほどから、雪崩のような音がする。屋根の雪が滑り落ちているようだ。


もうすぐ5月なのに!
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モツレク本番6日前

モーツァルトのレクイエムとアヴェヴェルムコルプス……
1週間後の本番に向けて、この週末は集中練習。


ドイツのS先生の指揮で歌うS合唱団だが、S先生が病気で来日できず、金○響さんに変わった。


S先生のお弟子さんの指導で一年近く練習してきたが、音楽の作り方、考え方が違うようで、金さんがどんどん修正していく。


ディナミークの付け方も全く違う。楽譜通りでもない。
S先生は、言葉を大切にして、言葉でディナミークを決められるらしくfで終わる所もあるが、金さんは、音楽の流れ中心に決められるらしく、どの曲もdim.で終わる。

長い音は寺の鐘の響きのように……と。


すでに二回指導を受けたが、この2日間はハーモニー作り(正しい和音?)に集中した。

面白かったのは、
ピアノの平均律の音とりとは違ってオーケストラでは、同じ音でも和声によって少し音程を変えるということ。

和音の3音と7音(他にもあるのかもしれないが、今回、アルトがこの2つを言われた)は低めにとらないとあわない……と。

例えばラクリモーザの出だしは、Dmだが、3音は低めにとるそうだ。
いつも高めを心がけて歌っていたから気をつけなくては!
まっ、私の場合、普通に歌えば自然に低めになるから大丈夫かも(笑)


バスの音を聴きながら、各パートが音をのせていく練習を長時間繰り返し行った。数小節進のに20分位かかった感じ。


ラクリモーザの15、16日小節で、アルトはAsの連続だが他パート音により同じ音ではないらしい。
一音ずつバスを聴きながらゆっくり歌っていく。
ねっ、わかったでしょ?
と言われたが、
残念ながら私はよくわからなかった。
(まっ、バスを聴きながら発声したから、実際は、できていたのだろう)


ホールの響きにあわせてテンポを決めるから、もっとゆっくりになるかもしれないそうだ。
また、ホールで行って戻ってくる音をよく聴くように、とのこと。五角錐のホールにどう響くのか、楽しみ。

暗譜もなんとか間に合った。

来週はオケ合わせが2回あって、土曜日が本番。

軽井沢町にホールを寄付した方の一周忌の祈りのコンサートとなる。
合唱以外は、皆、プロ。

今まで一世先生に教えて頂いた発声法を守って丁寧に歌います!

聖トーマス教会合唱団&ゲヴァントハウス管弦楽団

今夜、憧れの

聖トーマス教会合唱団&ゲヴァントハウス管弦楽団の
『マタイ受難曲』

の演奏会に出かけた。

(同公演は、明日3月1日もサントリーホールで開催される。)

この合唱団の創立八百周年記念公演。
バッハが285年前の春にこの教会で初演した曲
その百年後にメンデルスゾーンがゲヴァントハウス管弦楽団で演奏。

合唱団は、全員男子。ソプラノ、アルトパートは、少年達が歌う。まだあどけない可愛い子供達が、この長い曲を歌いあげたことにも驚いた。

美しい音色の上、メリハリがきいていて感動した。特にコラールの響きは特上の美しさ。教会で聴いてみたい。


自分が育てた合唱団の後輩達がこうして日本のサントリーホールで演奏するのをバッハはどんなに喜んでいることだろう!(当時もこの時期に受難曲が演奏されたが、この曲のように管弦楽団も合唱団も2チーム必要で、楽団院集めも大変だったらしい。)


こんな凄い曲を創るバッハは、本当に偉大!

ガンパやビオラが表現するイエスが十字架を引きずりながら歩くところをガンパやビオラが表現するとこらは、痛みが十分伝わってくる。いまも耳から離れない。


眠いので、今夜は、ここまで