モツレク本番6日前 | 気になるコンサート情報

モツレク本番6日前

モーツァルトのレクイエムとアヴェヴェルムコルプス……
1週間後の本番に向けて、この週末は集中練習。


ドイツのS先生の指揮で歌うS合唱団だが、S先生が病気で来日できず、金○響さんに変わった。


S先生のお弟子さんの指導で一年近く練習してきたが、音楽の作り方、考え方が違うようで、金さんがどんどん修正していく。


ディナミークの付け方も全く違う。楽譜通りでもない。
S先生は、言葉を大切にして、言葉でディナミークを決められるらしくfで終わる所もあるが、金さんは、音楽の流れ中心に決められるらしく、どの曲もdim.で終わる。

長い音は寺の鐘の響きのように……と。


すでに二回指導を受けたが、この2日間はハーモニー作り(正しい和音?)に集中した。

面白かったのは、
ピアノの平均律の音とりとは違ってオーケストラでは、同じ音でも和声によって少し音程を変えるということ。

和音の3音と7音(他にもあるのかもしれないが、今回、アルトがこの2つを言われた)は低めにとらないとあわない……と。

例えばラクリモーザの出だしは、Dmだが、3音は低めにとるそうだ。
いつも高めを心がけて歌っていたから気をつけなくては!
まっ、私の場合、普通に歌えば自然に低めになるから大丈夫かも(笑)


バスの音を聴きながら、各パートが音をのせていく練習を長時間繰り返し行った。数小節進のに20分位かかった感じ。


ラクリモーザの15、16日小節で、アルトはAsの連続だが他パート音により同じ音ではないらしい。
一音ずつバスを聴きながらゆっくり歌っていく。
ねっ、わかったでしょ?
と言われたが、
残念ながら私はよくわからなかった。
(まっ、バスを聴きながら発声したから、実際は、できていたのだろう)


ホールの響きにあわせてテンポを決めるから、もっとゆっくりになるかもしれないそうだ。
また、ホールで行って戻ってくる音をよく聴くように、とのこと。五角錐のホールにどう響くのか、楽しみ。

暗譜もなんとか間に合った。

来週はオケ合わせが2回あって、土曜日が本番。

軽井沢町にホールを寄付した方の一周忌の祈りのコンサートとなる。
合唱以外は、皆、プロ。

今まで一世先生に教えて頂いた発声法を守って丁寧に歌います!