柳田邦男
「それでも人生にYesと言うために
  JR福知山線事故の真因と被害者の20年」




自分が今まさにその電車に乗っているかのような迫真の描写と、生存者や周りの人達、医療従事者があの時何を見てどう動いたか、心の動き、遺族のあの日とその後、生存者の壮絶な治療とリハビリ、JR西日本の当時の状況と被害者の会との対話、トリアージ、事故によって改善されたもの、他の事故との対比など…



柳田氏の執念と、被害者と共に歩んだ20年間もすごいものだと思いました。



今年の4月に刊行された本ですが、多くの方に手に取っていただきたいと強く思いました。






柳田邦男

「犠牲 わが息子・脳死の11日」


人生において何らかの「仕事」をしたい、と誰しも思うものだと思いますが、これほど立派な仕事を次々に成し遂げ、ペンの力で世を動かして来た柳田邦男氏も、家庭生活は決して順風満帆ではなく、次男の自殺未遂からの脳死、人の死とは、を問い続ける本。




脳死は人の死なのか?

臓器提供と絡めて、柳田氏は自らに、そして我々に問いかけます。


(柳田氏のスタンスは、脳死は心停止に至る死のプロセスの1つ)


当時(1993年)と今とでは、我々を取り巻く環境は大きく変わり、法律も変わりましたが、人の死を2人称で捉えること、そしてグリーフケアの重要性は益々増していると思います。







柳田邦男「マッハの恐怖」を含む「技術社会の影」


「マッハの恐怖」は、航空事故の原因を究明したノンフィクションです。



 








ここから変わって、一条ゆかり「砂の城」




ナタリーとフランシスに、これでもかこれでもかと襲いかかる不幸と、貫く愛。


何度も泣きました。






辻村深月「傲慢と善良」




「ほらあの子、香和女子だから」


地方の狭い世界しか知らない両親と、母親の言う通りに生きて来た娘。


婚活、ややミステリー?


「ピンと来ない、て、あれどういうことでしょうね?」


「ピンと来ない、ということに対する私なりのお答えはありますよ。ピンと来ない、は自分につけている値段です」(うろ覚え)






今とても売れている本らしいのですが、これを読んでいて思い出したのはこちら。





見えないようで日本にも身分の違いがあるのね、一般の感覚とはこんなに違うのね、知らなかった!ということで結構絶賛されているようですが、私は全然良いと思いませんでした。


なんだかそれこそ、中谷美紀ではないですが、上流社会ってこんなものかしら…という憶測と憧れで書かれている、「外部の人」が書いたに過ぎない本と感じます。




nadsadさん🍊おすすめの吉田修一。




いや…まさかの…これは…





こちらもnadsadさん🍊おすすめの吉田修一





これから読むところですが、先にあげておきます!



 



nadsadさん🍊ありがとうございました!