京都の
ひと・いえ・暮らしコーディネーター
まなべ京子です
ランドリールームの室内竿掛け
いろいろあります
最近の新築注文住宅では、ランドリールームを洗面室と分ける間取りも多くなりました。
以前のような「洗面脱衣室に洗濯機が置いてある」という空間から、「洗面脱衣室とランドリールーム」「洗面と脱衣室とランドリールーム」と全て分けたりと、生活スタイルや他の部屋との動線により、計画されることも多くなりました。
下着やパジャマ、日常着もしまえる収納も備えたり、ウォークインクローゼットと隣接していたりと、間取りも多様化しています。
そこで、室内物干し掛けの取付をランドリールームに希望されることも多くなりましたが、いろんな種類がありますね。
そして、採用の場合にはそれぞれに注意も必要です。
・固定式
・取り外し可能なタイプ
・昇降式(手動・電動)
・ダブルタイプ
■ステンレスハンガーパイプ
壁から壁への固定。
指定の高さで固定できますが、希望の高さの両側に設置できる壁があるかどうか要チェック。
ドアの上の垂れ壁に取付する場合は、届く高さかも注意!
■アイアンハンガーパイプ
アイアンのオーダーで製作される場合は、必要な寸法でオーダー価格となります。
既製品のアイアン製のパイプもあります。
壁と天井の固定のL型と、天井に取付のコの字型があります。
高さは、100㎜ 300㎜ 500㎜
長さは、500㎜ 1000㎜ 1400㎜
天井からの高さで表示されますが、希望の床からの高さで逆算してくださいね。
■kacu(森田アルミ工業)
アイアンの物干し掛けといえば、今人気のモダンな印象の角型のタイプ
でも、これはアイアンではなくアイアン風アルミ製。
注文の際に寸法を指示しておくとオーダーカットされたものが届きます。
「kacu」というネーミングがついているので、角に丸みがなシンプルなデザインですが、ドアを開けて目線に近い高さだと角が気になる場合もあるので、要注意。
設置したい長さや高さ、天井付けか天井と壁で固定するタイプかにより、種類が異なります。
高さは、「掛けやすい高さ」も大切ですが、家族で高身長の人がいる場合は、動線のよっては目線に近い位置になることもあるので、設置位置と設置高さは気に掛けたいところです。
■ホスクリーン BAR型(川口技研)
ホスクリーンといえば、取り外し可能なタイプがメインな印象でしたが、バータイプも1年ほど前から販売されています。
■ハンギングバー(TOSO)
カーテンレールメーカーからも、バーが販売されています。
高さが3種類あるようですが、一番高さが長いタイプでH450 ㎜なので、天井高が2500㎜程度と高い場合は、届くかどうか要注意。
これも一見アイアン風ですが、アルミのフィルムラッピング。
アイアンにこだわりたい人は注意ですね。
■ホスクリーン(川口技研)
室内物干し掛けといえば「ホスクリーン」というくらい、一般的な脱着可能な商品です。
希望の竿の取付けしたい高さによって、段階的に高さ調整できます。
ショート・標準・ロングと伸ばしたい高さにより種類が異なるので、希望の高さに該当するタイプを選びます。
室内の天井高にもよるので、要注意です。
■ワイヤータイプ(森田アルミ工業)
必要な時に伸ばして使用します。
両側に壁があることと、洗濯物をかけた時に家具などが干渉しないかどうか要チェック。
■室内物干しユニット ホシ姫サマ(Panasonic)
室内物干しの元祖のような製品、ホシ姫サマ。
手動と電動があります。
天井に取付するタイプと窓上につけるタイプもあり。
■ホスクリーン昇降式 手動(川口技研)
ホスクリーンの昇降タイプは、取り外し可能な棒で操作するタイプと、常時取付されているヒモで操作するタイプがあります。
■ルームハンガー(モリテックスチール)
手動の昇降式で、シングルタイプとダブルタイプがあります。
ダブルタイプは、ハンガーが横並びに吊ることも上下に吊ることもできるのは便利ですね。
物干し掛けは、多ければ多いほど良いというものでもないですね。
吊り下げタイプだけでなくスタンドタイプもあるので、「便利そう!」だけで選ばずに、暮らしに合わせて選択したいものです。
…洗濯だけに(苦笑)
※2025年5月現在の情報です。
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