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ミルフィオリの作品をいろいろ作ってから約半年
ミルフィオリとは(wikipediaより)
(イタリア語: Millefiori)金太郎飴のように模様が入っているガラス棒、およびそれを使用して作った製品のこと。イタリア語の Millefiori は直訳すると「千の花」になる。
ガラスについてまずは参考書を読んでピアスや箸置きの小物から作りました
これはそれほど難しくなく、焼成温度さえ把握できればどなたでも簡単にできます
焼成環境が安定したらその次はプレートに挑戦
プレートは本当に想像以上に大変でした
なぜなら作業工程が多く
一番時間がかかる研磨が必要だから
何日も何日もかけて6mmのガラスを3mm以下に研磨する技術はまさに職人技
せっかちの私はなかなか地道に時間をかけて研磨できず、どうしたら簡単で効率よくできるのかばかり考えてテストを繰り返しました
これが失敗作たち↓
(左焼成前・右焼成後)
温度と焼成環境で失敗
(左焼成前・右焼成後)
焼成環境調整して再チャレンジしても失敗
左 研磨足りずにボコボコ
焼成回数多くなってカチカチ
右上 表 焼成温度間違って縮小
右下 裏 手抜き研磨
処分した失敗作も多く
これだけ失敗してるとさすがに心が折れます
1、2ヶ月ほどミルフィオリプレートから離れていたが、10月の恒例のミルフィオリ愛の共有会に参加して、メンバーのみなさんからパワーやアドバイスをいただき、再チャレンジしてみようという気になりました
夜中2日間かけてとにかく研磨研磨
すると
すごく薄いセミマット加工のガラスができました
約2.5mmの厚み
本物のミルフィオリと比べても薄さは変わらないほど
(下:本物 上:my work)
これはもうこのままコースターとして使います
いろいろ失敗して遠回りしたけど
このミルフィオリを綺麗に仕上げるためには地道に時間をかけて研磨するしかないことが分かりました
研磨の作業にハマると無心になれるという方もいますが、私はどちらかというと嫌々の任務感で研磨することが多かった
研磨で舞うガラスの粉も後処理や掃除もすごく大変で、できることなら研磨したくない
ただ✨失敗の連続とその先に1回でも成功を味わうと面倒な作業も苦に感じなくなる✨
それよりできあがったときの喜びの方が大きい❤︎
それはミルフィオリに限らずポーセラーツとも共通して言えますね
今回のプレートで少し自信ついて
今度はもう少し大きめのプレートに挑戦してみます

