『なんぞころびやおき さいはひよいち篇』① | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき さいはひよいち篇』


峠杣一日・著

いうの国。

意宇(いう・おう)
飫宇(おう)
出雲(いう・いづも)
揖(いふ・伊布)
言(いふ・ゆふ)
熊(ゆう・くま)
葦宇(ゐう・あしたか・あだか・葦高)
……。

その中心を出雲郷(あだかや・いうのさと)と呼び、鎮守(ちんじゅ)の社(もり・やしろ・さかえる)がある。

意宇の社(いうのもり・おうのもり・いうのやしろ)。

現在の揖夜(いや・いふや)神社(言屋社)で、後に熊野(ゆうや・ゆや・いや・くまの)にも変化してゆく。

意宇は云(い)はずもがな、意(心に昇る太陽)の宇(家)、すなはち命の古里。

命は令(みことのり・御言宣)の口(ありか・働き)で古来これを言霊(ことだま)とも呼び、また個々の働きを言の葉(ことのは)と云ふ。

命は意霊(いち・いのち)、心に昇る太陽の霊(心)なのだ。

さてそんな命の古里の社に、礼々(ゐやゐや)しく御参りする一人の翁(おきな)の姿がある。


【よいこのみんなの合言葉を唱へよう♪】

〽️
いやさかえ
いのちいやちこ
さいはひよいち
まほらとこいは
みつのたま

南無あれかし大明神
南無あれかし大明神
南無あれかし大明神

つづく。