①
峠杣一日・著
いうの国。
意宇(いう・おう)
飫宇(おう)
出雲(いう・いづも)
揖(いふ・伊布)
言(いふ・ゆふ)
熊(ゆう・くま)
葦宇(ゐう・あしたか・あだか・葦高)
……。
その中心を出雲郷(あだかや・いうのさと)と呼び、鎮守(ちんじゅ)の社(もり・やしろ・さかえる)がある。
意宇の社(いうのもり・おうのもり・いうのやしろ)。
現在の揖夜(いや・いふや)神社(言屋社)で、後に熊野(ゆうや・ゆや・いや・くまの)にも変化してゆく。
意宇は云(い)はずもがな、意(心に昇る太陽)の宇(家)、すなはち命の古里。
命は令(みことのり・御言宣)の口(ありか・働き)で古来これを言霊(ことだま)とも呼び、また個々の働きを言の葉(ことのは)と云ふ。
命は意霊(いち・いのち)、心に昇る太陽の霊(心)なのだ。
さてそんな命の古里の社に、礼々(ゐやゐや)しく御参りする一人の翁(おきな)の姿がある。
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【よいこのみんなの合言葉を唱へよう♪】
〽️
いやさかえ
いのちいやちこ
さいはひよいち
まほらとこいは
みつのたま
南無あれかし大明神
南無あれかし大明神
南無あれかし大明神
つづく。