「硬膜下血腫」 | bunbun日記

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ヤフーブログから引っ越してきました。
bunbunの日常を綴っています。

施設にいる母が急に元気がなくなり、常に体が右に傾き、嘔吐がたまにあり、
熱もときどき出ているので、受診してきてくださいと電話がありました。


体に全然力が入らないようで、立ち上がれないし歩けない。
眠ってばかりいる。
ふだんから昼夜逆転があるので、寝不足??なんて思っていましたが、
介護タクシーをお願いして病院で検査してもらったら「硬膜下血腫」なので
ウチでは処置できない。脳外科の専門病院に連絡したので、今から救急車で向かってくださいと・・・。



硬膜下血腫って、頭がい骨の下にある硬膜と脳の間に血がたまって脳を圧迫して体に麻痺等々の
症状を起こすものだそうで・・・
後で調べてみると、母にあらわれていた症状はすべて当てはまっていました。

先日夜中に自室で転倒したことがあって、どうやらそのときにアタマを打ったのではないかと。
本人、そういうこと一切伝えられないので状況から想像するしかないのですが、
かけていためがねがゆがみ、目の横に傷ができ、目の周りにあざができたりしたので
おそらくそのせいだろうと。



付き添った私、生まれて初めて救急車に乗りました。
予想をはるかに超えた急な展開に私も言われるままについてくしかなく・・・。
救急隊の若いイケメンのお兄さんがビニール袋つきのカップ?をさりげなく私の横に置いてくれ、
あーーこんなに揺れるから酔っちゃうヒトもいるのねなんて、眠っている母の横で思っていました。
(救急車ってこんなに乗り心地の悪いものだったなんて知りませんでしたわ^^;)
お兄さんに名前やら住所やら最近の母の状態等々を聞かれ答えているうちに
病院に到着しました。


着いたら山ピー・・・じゃないわね^^;黒田先生??いや、進藤先生??
シカゴメッドのイケメンドクター、いや「ドクターG」に出てくるカリスマドクターばりの
先生が出てきて、オペ室の準備してお待ちしていたので今から即こういう手術をします、
こういうリスクもありますとてきぱきと説明してくださり、
何がなんやらわからないまま1時間ほどで手術は終わりました。




手術はうまくいって順調に回復しているようです。
1週間で抜糸して退院できそうです。
認知症のほうは、「入院したらダメだよね」と常に思っていたとおり・・・ますます進んで
しまったようですが。

脳を圧迫していた血腫がなくなったら劇的に認知症が改善したりしないだろうかなんて
ちょっと期待?してみたりしているのですが、、、、それはやっぱりないのかなあ。


米寿を超えていよいよいい年になってきたし、いつ何が起こってもおかしくないよねと
ふだんから覚悟していたつもりですが、いざとなるとやはりうろたえてしまいますね・・・。