母は料理が上手でした・・・(過去形・・・泣)
炊き込みご飯やちらしずしなんか絶品だったなあ。ムスメのワタシが言うのもなんだけど^^;
何でも手早くおいしくつくってくれてました。
それはもうダメになっちゃいましたねえ・・・。
私が台所でごちゃごちゃやってると、「手伝うわ」とうるさく寄ってくるので
「じゃあたくわん切って」とか「かまぼこ切って」とか頼むのですが、
それすらも、どうもうまいこといかないみたい・・・
毎朝やってるりんごの皮むきはうまいことできるんですけど・・・フシギなもんだ。
昨日、相変わらずイロイロ腹立つことばかりだったので、今夜は知らん顔しとこ!と
思っていたのですが、夕暮れが近づくとやはりそうもいかず・・・
「おかーさん、今夜は何にしようか」
とりあえず聞いてみた。
いつもは冷蔵庫あけたりしめたり、なんかごそごそワケわからんことをやっている母ですが、
昨日はほかのことに気を取られていて何もしてなかった。
なんかたんすの引き出しをあけて、中の整理(!)といえば聞こえはよいが、
整理しようと思って出したけど結局そのまましまったって感じですかね・・・。
「きょうはbunbunちゃんに任すわ」とのおコトバ!
「あ、そーなの」と言ったものの・・・買い物に行く気もしないし
冷蔵庫のモノで何とかしなきゃしょうがない・・・何かあったかなあ・・・。
お正月のナベモノに使った残りの豚肉と鶏肉を冷凍しといたのがあった!
老夫婦と私と3人ならなんとかなりそうな量。
それとやはり残り物のチンゲン菜とピーマンが少々。
片栗粉も見つけたので、これで八宝菜みたいにしようと思いついた。
(「四宝菜だけど^^;)
で、なんとかそれらしくできたのを食べて母が言ってくれました。
「bunbunちゃんはお料理上手ねーー、これおいしいわーー」
何度も何度もおんなじことをね。まあほめ言葉だから悪い気はしないけどね。
(でもあんまり何度も言われてもね^^;)
そういえば母は「あんかけ料理」が好きでよくつくってたかも。
「そりゃーーオカーサンのムスメだからね(お料理は上手なのよ)」
と、殊勝なムスメに戻って言ってみた^^;
「今度教えてちょうだいね」
「・・・・・」
なんというか、さびしくもあり悲しくもあり、
ここずっとの腹立ちも少し忘れたホノボノとした夜・・・いや一瞬でした。
マイルドだったぜぇ~~