貧しさから身を売った桜子。
母は桜子を探す旅に出ます。
桜の頃、川面に散る桜の花びらをすくう母。
花見に来ていた僧侶が訳をたずねます。
そして、僧侶の連れてきた桜子と再会します。
桜子は僧侶の弟子になっていたのです。
再会した二人は帰路につき、後に母も出家します。
もうひとつ、熊野(ゆや)、湯谷(ゆや・喜多流)
平宗盛に仕える熊野。
故郷の母が病に倒れ、手紙を見せるも帰郷は許されず失意の熊野。
清水寺の花見に同行させられ、舞いの途中雨が降り始めます。
雨に散る桜に、母への思いを込めた歌を読む。
宗盛も帰郷を許し、気が変わらないうちにと、急いで帰郷する熊野でした。
どちらも、ハッピーエンドです(^-^)。
能は、大体の主人公が オバケ です。
旅の僧侶が出会った方から昔語りを聞く、と言うパターン。
昔語りの方は 亡霊 です。
武勇伝を語ったり、無念を語ったり。
桜川、熊野、共にオバケは登場せず、ハッピーエンド。
春に幸せになるお話が好きです。