ダイバーシティ&インクルージョンでは、
「一人ひとりの違い」を扱っていくわけですが、
私自身、研修の講師という仕事をしていて、さまざまな企業にお伺いするわけですが、
ふと思います、
私自身が顧客先の企業にとっては
”異質な存在”だと。
なので、
よそ者だからこそ見えること、感じることがあります。
外国に行くと、
日本との違いに気づいて「あれ!」とか「はっ」とさせられることが多々ありますよね。、
それと少し似ているのかも。
ゲストバッジをつけている私に
廊下ですれ違うときに
「こんにちは」とあいさつをしてくれる人が多い会社もあれば、
目を合わせないように素通りするような人が多い会社。
研修では、、
終了後に挨拶をしにきてくれる人が多かったり、
机のレイアウトの修正や後片付けなどを自主的にやってくれる人が多かったりする会社と
さっさと帰ってしまう人や机の上のごみをそのままにして帰る人が多い会社。
研修の場合は、
「ああ、私のメッセージの伝え方が悪かったんだなあ、、、」と
反省することももちろんありますが。
なんというか、
しつけ
と言いますか、
基本的な人としての姿勢、みたいなものを垣間見ることがあります。
【製品の品質は人格と連動する】
という、とある企業の経営者の言葉があるのですが、
そんなことがふと頭に浮かんできます。
一流の人は、基本のこと、あたりまえのことをおろそかにしない。
一流の企業は、基本をことを、あたりまえのことをおろそかにしない。
そんな気がします。
ふとしたところに、その会社の課題が見え隠れします。
自戒の意味を込めて。