昨年から家庭医の方向けのワークショップ企画を2回ほど担当させていただきましたが、
今年もまた一風変わった企画にお邪魔させていただきました。
若手家庭医の先生たちが集い、智慧を持ち合い、語り合うという企画。
異業種の私が参加することで、どんな化学反応やシナジーが起きるのか、
ドキドキわくわくしながらの参加でした。
場所は滋賀の長浜。
初日の会場はなんと風情ある長屋!


2日目はこれまた情緒あるお寺&庭園!



この機会は家庭医の皆さん一人ひとりが企画を持参し、
対話やディスカッションしあうというもの。
現場でのケースを紹介する人もいれば、
お互いを知りあうために、それぞれの人生物語の対話もあるし、
上司をどうマネジメントするか、なんていう部下力向上のレクチャーもあるし!
なんと多才な!
昨年も思いましたが、
家庭医って…とんでもない人たちだな。と、つくづく。
コーチング、ファシリテーション、ワークショップデザイン、
キャリアデザイン、人材育成、チームビルディング…
知識もすごいし、経験もすごいし、スキルもすごい。
みんな、それぞれが自作のワークショップをさらりとファシってしまう。
ひょー。みんな、お医者さんだよねー?!

ただ、それ以上に心を打たれるのは、
この人たちのあり方や想い。
そこに触れると、いちいちわたしは感動してしまいます。
ニコニコしてほんとにさわやかなこの人たちは、
日々ガチンコで人の生死や人生、家族、地域社会と関わっている。
尊敬します、心から。
私は2日間の最後のセッション、
彼らの未来を語っていただく対話をファシリテーションさせていただきました。
一言ひとこと、彼らの口から紡がれることばが
未来に向けた希望にあふれ、
そして、未来を創っていくという覚悟にもあふれているように聞こえました。
彼らのこれからがとても楽しみです。
また来年か遠くない未来に、また再会したいものです。