今日はある大学で2年生向けのキャリア講演を行ってきました。
夏休み明けのイベント的な行事で、
私の講演の後に、いろいろな業界の人事担当者の方の話を聴く、というような内容です。
最近はキャリア教育に熱心な大学が増えていますし、
就職活動支援の取り組みも若年層化していますね。
大学2年生はたぶん一番楽しい時期なのかもしれません。
自分自身を振り返っても、そうだったような気がします。
就職活動なんていわれてもピンと来ない学生が多いでしょう。
その学生たちにいったい私は何を伝えようか。
もちろん大学の企画者側の要望はありますが、
私はいったい何を伝えたいのだろう・・・いろんなことを考えました。
大学生活の過ごし方がその後の人生に実は結構大きく関係してくる、
ということを、学生たちは意外に気づいていないように思えて、
「今がとても大切な時期なんだよ!」ということを私は伝えたかった。
何かをやりきって、がむしゃらに頑張る経験を積んでほしい
自由に使える時間を目いっぱい自分の可能性のためにつかってほしい
・・・
でも、必要性を感じていない学生には、私の声は届かなかったのかもしれません。
話を聴く態度は、まちまちでした。
最近、自分の力不足を感じる機会が多くあります。
伝えたいメッセージが、響かないときもあります。
それは、悲しいけれど、ダイレクトに私に伝わってきます。
今まではそういうことを客観的に把握できるほど余裕が無かっただけかもしれません。
そして今、研修の回数を重ねるにつれて、私の受信力が高まってきたのかもしれません。
でも、そういう経験はとてもつらいです。
だけど、もちろんへこたれません。
次回はもっと、伝わるように、努力するのみです。
もちろん、自らの意思ではなく、しょうがなく参加している学生もいたと思います。
それを責めるつもりは無いんです。
でも、せっかく参加したのなら、その時間を有効に使ってほしかったのです。
自分が成長できるかもしれない機会をみすみす逃すことはしないでほしい
成長の可能性を自ら放棄しないでほしい
ということを言いたかったような気がします。
なんだかこの連休は、いろんなことをぐるぐる考える日々になりそうです。
(仕事も山積み・・・)