私は、キャリアカウンセラーとして、相談者(クライアント)に様々な角度から支援をしていきたいと考えています。
クライアントへのアプローチ方法は、いろいろあっていいと思っているので、
逆に言うと、
1つの手法や理論だけでやっていくのは危険だ
とも思っています。
ちなみに今は、CTI
でコーチングを学んでいます。
私たちGCDFのカウンセラーが、授業の中で徹底して教わるのは「ヘルピング」(カウンセリングのことですね)であり、
これが私たちGCDFカウンセラーが他のキャリアカウンセラーと違う、と言われるポイントなんです。
徹底して教わるのは「傾聴」です。
何よりも先ず、クライアントとの信頼関係を作り上げることが大前提。
そのために、とても必要なものなのです。
相手を否定せずに受け入れる
ここは、カウンセリングもコーチングも一緒。
信頼関係なくして成り立ちませんから。
そして、もうひとつの共通点。
それは、
「必ずクライアント自身が、自分で自分の問題を解決することができる存在だと信じる」ということ。
皆さんにお伝えしておきたいのは、
私たちカウンセラーが、クライアントに何かを教えるわけではない、ということです。
クライアント自身が、自分自身と向き合い、自分で解決して前に進むための
お手伝いをするのです。
先日カウンセリングを受け終わった方が
「まるで自分自身と対話しているようでした」と感想をおっしゃっていました。
そう。
ご自身と向き合うために、私たちは時にまっさらなキャンバスになるのです。
ですが、カウンセリングとコーチングは、異なるものです。
カウンセリングとコーチングの手法は、私は相手の状況によって使い分けるべきだと考えています。
つまり、クライアントの心の状態がどうあるのかを感じ、それにあわせてアプローチの方法を使い分けるということです。
このあたりのことは、またおいおいご説明していきますね。
世の中に「コーチングスキル」の本や研修は溢れていますが、
スキルだけでは機能しないし、やっぱりそれ単独ではクライアント支援にも限界があるのになあ、
といつも私は思っています。
私は、クライアントの支援のために、いろんなカードを持ちたいと思って、
日々アンテナを張って、いろんなことを吸収しています。