コミュニケーション美人、あこがれますよね!
私たちは日々たくさんの人と関わりながら生活しています。
いろんな人がいます。
いろんな場面があります。
「私もハッピー、相手もハッピー」な状態なら、そんなに気にしないでいてもコミュニケーションはうまくいきます。
でも。
そうじゃない場面では、どうでしょう?
自分にとって不愉快な場面だったら、私たちは気持ちよくコミュニケーションが取れるでしょうか?
ストレスに感じてしまうことはありませんか?
たとえば、、、
①すごく忙しいときに、上司にさらに仕事を頼まれたら・・・
「えー!ふざけないでよー。こんなに仕事抱えきれないよ!!」
なんて感情がむくむく沸きあがって、イライラした態度をしちゃったり。
たとえば、、、
②友達との約束。待ち合わせ場所で、わくわくしながら待っていたら、突然「仕事で行けないの」とドタキャンの電話が・・・
「ひどいなー、せっかく楽しみにしていたのにな・・・」
なんて思いながらも、何も言えずに悶々としたり。
私たちは、自分にとってうれしくないような出来事があったとき、
「ふざけないでよー」と一方的に相手を責めるような態度(アグレッシブ)をとったりする一方で、
「ひどいな・・・。でもそんなこと言えないし・・・」と自分の気持ちを引っ込めてしまう(ノンアサーティブ)こともあります。
この二つの態度、どちらもあんまりいい態度とはいえません。
アグレッシブだと、人間関係にヒビが入っちゃうこともあるかもしれません。お互いにぶつかり合ってしまいますよね。
ではノンアサーティブだと、自分にどんどん自信がなくなってしまい、いつも不安だったり、周りのことを気にしすぎて疲れてしまいます。
ではどうしたらいいのか。
実はもうひとつ、相手も自分も尊重する、という態度があるんです。
これを「アサーティブな態度」と呼びます。
(※アサーティブ:自分の要求や意見を誠実に、率直に表現すること)
一方的に自分のことばかり主張するのではなく、
また、自分だけが一方的に引っ込むのでもない。
相手のことも思いやり、そして同時にちゃんと自分の思いや考えを伝える、そんな態度のことです。(自他尊重型、ということですね)
たとえば、②の友達からのドタキャンの場面だったら、
「楽しみにしていたからすごく残念だよ・・・」と自分の気持ちをちゃんと伝える。
そして同時に
「でも、仕事ならしょうがないよね。また行こうね」と相手への配慮もちゃんと表す。
このコミュニケーションなら、相手にとっても自分にとってもよさそうな気がしませんか?
ぜひ、イライラしてしまったときは、一瞬切り替えて「相手の立場に立つ」ことを心がけてみてください。
そして、ストレスを感じながらも言葉を飲み込んでしまうようなときは、ちゃんと自分の気持ちを伝えるようにしてみましょう。
相手と心と心で向き合うコミュニケーションとは、こういうことの積み重ねでうまくできるようになるはずです。
コミュニケーション美人を目指して!