キャリアカウンセラーだったり、講師だったり、
専門的な知識があったりするからといって、
素敵な毎日を過ごしているのか、悩んだりすることはないのか
といえば、
そんなことはありません。
(私のブログを読んでいればわかりますよね 笑)
私自身も迷うとき、多々あります。
私たちカウンセラーも、自分自身のバランスを保つために
カウンセリングやコーチングを受けます。
周りにカウンセラーの仲間や先輩が多いこともありますが、
相談に乗ってほしい、と頼むと
カウンセラーとして向き合ってくれます。
私たちカウンセラーは、相談した人が「自分で納得して決断をする」ことの
サポートをして、見守る存在です。
自分だけで見ているだけでは気づけない、
客観的な視点を得られることがたくさんあります。
よく言われることですが、
「ペットボトルに3分の1水が入っている」のを見て
「ああ、もうこれしかないんだ」と思うのか
「ああ、まだこんなに残っているんだ」と思うのかは
その人の主観です。
「もうこれしかない」と思う人に
「でも、まだ3分の1は残っていますよ」という視点を与えてあげるのが
私たちの役目かもしれません。
行き詰っているとき、物事を行き詰らせているのは
もしかしたら自分自身かもしれません。
自分の視点が偏りすぎているのかもしれません。
あなたのフィルターが、少し曇っているかもしれない。
あなたのレンズには、少し違う色がかかっているのかもしれない。
うまくいかないときは、そんなことをちょっと意識してみてください。
何か違うものが見えてくるかもしれません。