ヒヤシンスが我が家にやってきた。ブログを見て私の友人が買ってきてくれました。本当にありがとうございます!今日はいいお天気。でも明日がワクチン接種
なので自重することに...。

ヒヤシンス腕に笑顔の友来る
◎連載小説「CALL」14
弁当屋の常連だった近藤さんの情にほだされ、つい、関係を持ったことは非常識といわれればそうかも知れないけれど、家に帰れば、また、恒男のうんざりするような暗い顔や泣き言を聞かねばならぬ。そんな現実から逃避させてくれたのは近藤さんだったし、美佐にとって近藤さんとの時間は、持て余した情欲を満たしてくれ、日々の暗い現実から逃れる唯一の楽しみだったのだ。身を焦がすほどの我慢をしているのだ。こんなことでとやかく言わせない…。そんな気持ちだったのだが、恒男が死んでみて、改めて自分がしたことの重さを感じたりもした。近藤さんと二人で歩いているところを一度理恵に見られたことがある。あのときの理恵の目は忘れられない。一目で全てを見透かしたような突き刺さる色をしていた。