水温む | ryo's happy days

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思い切り人生を楽しむこと。これが全ての私。

今日からなんとも5日間、何の予定もなし。サボっている公園までのウオーキングを再開しようと思ったけどめげた。家でステップ台を100回踏むことに
した。体力の衰えを考えたら歩かないといけないと知ってるんだけどね....。
 日々すぎてはや水温むときとなり
連載小説「CALL」1
 今夜も鳴った。
 受話器を取ると、おもむろに切れる電話。それは毎夜ほとんど決まった時間、美佐がベッドに入ろうとする頃、たいてい夜11時を15分ほど廻った時間だ。こうして、約半年近くも続けば、またか、とうんざりしながら、1%の期待を込めて受話器を取るが、静寂の中でツーンと耳に響く機械音は虚しく、美佐の心はその都度、孤独に冷えた。