支離滅裂な私の人生 80年も生きてきた長い歴史の中で
細切れの記憶を辿る
子供と真っ向に向き合ってほっぺたを叩いたこともあった。
子供にしてはやれぬ様々な条件を作った私
もう僕はダメだ 玄関に座り込んだ息子を抱きしめたくても
できなかった。
私が作った 家族離れ離れの環境、私が我慢できなかった
継続できなかった家族という絆
細切れに思い出す 過去のこと
でも何度も反芻しながら やはりできない我慢もあったんだ
夜中に目覚めて流す涙 後悔 でも仕方ないこともある
切れ切れの記憶 これしかない私の生き方 後悔はしない