無題 | ryo's happy days

ryo's happy days

思い切り人生を楽しむこと。これが全ての私。

空の光が微粒子となりキラキラと透明の粉をふりまくので

辺り一面が眩しくて思わず目を瞑った

 

時はまるでとまってしまったように物音一つ立てることもなく

怯えることはないんだよ そっと目を開けると壁の猫が囁いた

 

確かに生きている実感は耳の奥を流れるせせらぎの音

目線の先に密かに息づく真紅の花びら

 

写真立ての母の笑顔がいつもの通りじっと私を見ていて

そうなんだ 大丈夫なんだ やっとそう気づくんだ

 

焦ることはないんだよ 時間がないなんてそんなのただの妄想だよ

妄想の先には私の世界があるんだもの 制限のない自由が、、