生きる指針生きる指針があった遠い日々 希望に燃えた人に囲まれて 笑い 語り合い 励んだ 私の体内にはいつも強くたぎる熱情があって 次々と何かに動かされるように何かを求め それを掴むためには どんな努力も惜しまなかった 今、私にはそんな指針はない ただ、ゆっくりと流れる時間に身を任せて もはや焦りもない これでいいのだ と 思える日々は 私に考えるいとまも与えず 累々と時が積み重なって もはや焦りもない 朦朧とした過去の断片がときおり過ぎることさえ人ごとのように、、、