憂鬱憂鬱の色ってそれはブルーグレイ 憂鬱の形ってそれはまるでゼリーみたいに掴みどころもなくて 掴めばちぎれて増えて それがまた膨れて大きくなるんだ 憂鬱のゼリーは冷たくなくて まるで日向湯のように 柔らかく私を包めば 私は半分まどろみながら でも、眠れない 憂鬱の中で私はチャンスを待っている そう ここから抜け出す それは とても難しくて きっかけを見失えば またブルーグレイの憂鬱に包み込まれて まどろむ そんな繰り返しの今日