響け音はメロディになりリズムを刻み膨らんで 言葉の一つ一つが胸に落ちると 私はゆっくりと目を瞑る あの日あの人と見上げた空を こぼれる陽がチラチラと動く鋪道をあの人と歩いたこと つないだ指の温もり 他愛ない話に笑い合いながら 幸せってこんなものかな、なんてこと思った ストローの白い袋を破って氷をからからと回したら 幸せの音が聞こえた まるでメロディのように